マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

タグ:地方自治

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.

このところ,まだ一部ではありますが
車道の左端に色分けをして自転車の車道左側通行を促す施策が
見られるようになってきました.
イメージ 1
(この上1枚のさいたま新都心駅前の画像のみ以前の再掲です)
イメージ 2
長野市内にて.
イメージ 3
これは千曲市内.

しかしこれだけでは,比較的高速度のスポーツ系自転車はまだ良いですが
主にママチャリ愛用者の中にはクルマがすれすれを追い越してゆくことに
不安を感じる人が多く,悪いと知りながらの歩道通行は無くなりません.

そこでこれ.
イメージ 4
土台がH型鋼で造られた
仮設用のガードレールです.
イメージ 7
これを車道と自転車専用レーンの
境界線上に据え付ければ良いのです.
イメージ 8
クレーンを使って比較的容易に据えつけることができます.
イメージ 9
両端をこのように塞げば,特大のテコ等で
イタズラに移動される可能性も低くなります.

イメージ 5
イメージ 6
これであらゆる自転車族に大きな安心がもたらされます.
景観がどうのこうの以前に,安全性が優先です.
これならそんなに費用も掛からない筈.
大いに活用してほしいです.

この拡幅工事中の道路の場合,
イメージ 10
仮にここへ“まともな”自転車専用レーンを造るとすれば,
中央の何かのマーキングで半分に分けて反対側にも設置し
左側通行限定で,右側逆走は認めないものとすれば良いと思います.
イメージ 11
この歩道も無駄に広過ぎ.これを「自転車通行可(歩行者優先)」にして
相互を入り乱れさせたらまさにありがた迷惑以外の何物でもありません.
電信柱の影の右側の薄い電話線の影の分まで削って反対側に振り分ければ
良いのではありませんか?
イメージ 12
この部分の歩道も,太い影の分まで削って
自転車専用レーンを分離する
余地は十分にあります.

ここから南北方向を縦貫する主要道路へ移ります.
イメージ 13
極めて例外的に自転車専用道が設置されているものの・・・・・・・
イメージ 14
交差点に掛かる所にこういう障害物.
イメージ 15
この立体交差は歩行者に細心の用心を強いられます.
この先は・・・・・・・
イメージ 16
白の破線1本の“なんちゃって自転車レーン”.
この先から専用レーンらしくなりますが・・・・・・
イメージ 17
イメージ 18
路面はガタピシャです.

これでは多数の自転車が一気に迅速に流れません.

ほんの少しの発想の転換と工夫で,限られた用地と予算でも
安全性が高く快適で機能的な自転車専用レーンの確保は
かなりの道路で可能なのですよ.
造れない理由に,予算や用地云々の
口実は,私は信用できませんね.

ともかく自転車の地域間交通における機能を向上させ,
多くの子どもたちに夢や希望を与える存在に高めるため,
今後とも積極的な提言を行って参りたいと存じます.

皆様こんにちは.
a383493242改めマイロネフでございます.

昨年,荒川縁のクギバラマキ事件について下記のURL



にて所感を申しましたが,それに遡る数箇月前,
いちサイクリストとして唖然とする事態が起きて
いたことがこの程分かりました.


上記URLのTOP画像を見ると,何と実際に
野球をやっているすぐ脇を自転車が走り抜ける
ようになっているではないですか!

あれではまさに,何事も起こらない方が
奇跡というものです.

結果的には,あのクギバラマキ行為を正当化
するかのようなものです.

画像で私の見た限りでは,大して広くもないのに
用途を詰め込み過ぎです.

私に言わせてもらうならば,逆に
高速度自転車以外は入れない専用空間とする.

従来そこで野球などをやっている子にも
「速くてカッコイイ自転車、乗ろうよ。」
言える場所にする.

それ位ドラスティックな発想の転換が必要だと思います.

上記と同様な内容のブログ記事を下記の
「ライブドア」ブログにも先にUPしてあります.


子どもたちには,基本的なルールや交通道徳はきちんと躾けた上で,
思う存分大好きな自転車で全力疾走できる環境を与えたいものです.

それではまた.

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.

また引用ネタですが,12月14日()付の信濃毎日新聞28面の記事で,
長野市松代地区の歴史的な町並み保存に関する課題・問題が提起されました.

皆様もご高承の通り,同地区は海津城の城下町で,中心部に「伝統環境保存区域」が
設定され,その各所に武家屋敷など歴史的な建物が点在しておりますが,それらが今
存亡の危機に瀕しています.

それらの殆どが民有資産であるため,従来その維持管理は所有者のボランタリズムに
依存されてきましたが,現代の生活では活用できず無用の長物化している例があり,
経済的,肉体的,精神的な負担の重みでいよいよ破綻し始めているのです.

その一例がこちら.
イメージ 1

イメージ 2
数々の屋敷門の中でもこれは特に茅葺きで“激レア”な有形文化財候補
でしたが,塀の内側の土地を有効活用したいという所有者の意向に
より,先月半ばにこの門の本体部分が切り取られてしまいました.

門本体の資材は将来の移築復元を目標に,地元の住民自治協議会が保管中とのこと.

どうせなら現状で光線状態の良い時間に,もっと綺麗に写しておきたかったですw.

1983年に制定された長野市の伝統環境保存条例では,保存対象の建物などの維持
修理,修復などには市から8割,最大で¥200万円まで補助は出るものの,それだけ
では間に合わず,大半が所有者の負担になっていることに大きな不満があります.

別の武家屋敷の元所有者も同新聞の記事中で,「歴史的に貴重だからと,
使えない土地建物を持ち主個人だけが金をかけて守り続けなければならない
義務はあるのか.武家屋敷の保存で地域経済が活性化しているのか?」
という趣旨の不満を訴えています.

確かに一理あります.他人様の資産の維持に公金(税金)をやたら注ぎ込むのは
如何かという意見も尤もです.松代は地域性によるものか,小布施や海野宿,
木曽路などのように歴史ある建物を観光振興に活かす環境デザインが上手くいって
いるとは言えません.

だからといってそれらをむざむざ破壊して,新建材の目立つ
ありきたりの平凡で画一的な町並みにしてしまっては,なおさら
地域の魅力も旅情も無くなってしまいます.

最近,あるサイトで見たところでは,京都市内でも伝統的な
町家が消滅する事態がますます深刻化しているといいますね.

歴史的に由緒ある建物は目抜きの所だけ芝居の書割のように残して,あとは
潰して構わないという考えで再開発が強行されてはやりきれません.

古民家など貴重な歴史的建造物が手に余って困っている人がいるなら,組織ずくで
早めにそういう情報を把握して,より適切な支援策を講じる仕組みを作ると良いかも
しれませんね.郷土の歴史と伝統文化を大切にというなら,それを形に残す人材の
育成と公的な予算上の支援策が絶対不可欠で,単に文化財に指定のしっ放しで
後は一切所有者にお任せでは無責任というものです.

そういえば,近年では木造で在来工法の和風の
注文住宅を建てる人も滅多にいなくなりました.

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.

千曲川サイクリング道路の一部区間について,昨日(5月13日・)付の
当地の地域紙「長野市民新聞」15面の記事で,気懸かりな動向が明らか
されましたので,今日午前中,COLNAGO・Arteで現地へ確かめに
行ってみました.

その問題とはこれです.
イメージ 1
サイクリングロード(転車道)なのに
ランニングの推奨路線に組み入れられています.
イメージ 6
ハーフマラソン大会の交通規制の案内です.
これとの関連で観光振興を図りたいらしいのですね.
イメージ 2
スタート地点の“0キロポスト”です.
イメージ 3
“1キロポスト”です.
イメージ 4
“3キロポスト”です.この先からは私の
サイコンの“Dst”表示とは合わなくなります.
イメージ 5
案内図です.左上の文言を拡大してご覧願います.

敢えて私に言わせてもらうならば,元来,サイクリングロードは
サイクリングロード,要するに自転車優先ないし専用
でなければならない筈で,そこを歩行者(ランナー)と
併用させる発想がどだい根本から間違っています.
少なくともヨーロッパの“自転車先進国”においては,こういう
けじめの無いバカげたやり方はしていないといわれます.

今日は篠ノ井附近から先程の“スタート地点”まで少なくとも延べ十数台の
高速度自転車(ロードバイク・クロスバイク・MTBの類)すれ違ったり
追い越されたり,遠目に見かけたりしましたが,季節や天候,曜日,
時間帯にってはランナーや散策者の方が断然多いという実態もあります.

高速度自転車は,乗り手がある程度経験を積めば一般の幹線道路でも
さほど問題なく走れますが,初級者はもとよりベテランローディでも
自動車や歩行者に煩わされず距離を伸ばせる自転車専用道路は貴重です.

そこに街の自転車通行可(歩行者優先)の歩道と同様に多数のランナーが
入り乱れるようになってしまっては,当然自転車との軋轢は避けられず
自転車道としての機能は失われます.本来ならば自転車に乗らない人には
通行をご遠慮願いたい所なのです.

どうしてもと言うなら,下の画像のように
イメージ 7
舗装の部分は自転車専用,芝張りの部分は歩行者(ランナー)
専用と,通行区分を明確化することによって,確実に両者の
安全は図れる筈です.

今日は少なくとも3組のサイクリング中の親子を見かけましたが
実に微笑ましいですね.

     全走行距離;52.00km

     実走行time;2時間34分52秒

     平均時速;20.1km/h

     最高瞬間時速;44.5km/h
           千曲川サイクリングロードにおける追い風参考)

     積算走行キロ;11,967km

では続けます.
前3段の記事は12月18日()の安茂里方面へのポタリングの道中でした.
最近,裾花川の河川敷にウォーキングコースが造られていますので,
その様子も見て来ました.

アスファルトのカラー舗装です.
イメージ 4
イメージ 1
新幹線とJR在来信越本線をくぐる部分.新幹線の
高崎起点「118K429M」の距離表示があります.
イメージ 2
堤防の石垣.在来線の下の部分は年季が違いますね.
イメージ 3
右側がJRの用地にかかる部分の石垣です.セメントの目地埋めの
有無の違いが,その気で観察すると興味深いですね.
因みに新幹線の下の部分はコンクリートの既製品の石垣です.
イメージ 5
堤防の上からは階段で昇降します.
イメージ 11
こちらはR19とアンダークロスする地点です.
イメージ 8
イメージ 6
事実上歩行者専用で,自転車は勿論,車椅子も使えません.
しかしスロープを設けるには堤防の大規模な改造が必要で,
河川法等の制約にもよるものか,実現は先ず見込めません.

我が地元ながらどうも長野市当局は,自転車の機能の活用法が下手です.
観光客にもできるだけ歩かせたい意向のようですが,自転車レーンを造る
余地が無いと言うのがウソであるのはここまで見た分だけでも明白です.

それではここで気分を変えましょう.
イメージ 7
裾花川に来ているカモ達です.
イメージ 10
イメージ 13
これはオナガガモには違いありませんが・・・・・・・・
イメージ 9
このもう1種類はカルガモ
とご教示を頂きました.有難うございます.
イメージ 12

因みにここではマガモの姿は見えません.

では,今回はこの辺で.

↑このページのトップヘ