マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

カテゴリ: スポーツ

こんばんは.マイロネフです.

ご高承の通り,メジャーリーグの稀代のスーパースター
選手から,2024年 3月20日までに日本国中全部の小学校へ
野球グラブが贈呈されることになり,早くも一部の小学校
には時あたかもクリスマスプレゼントのように届き始めて
いるということです.

彼の善意にケチをつけるのは本意ではありませんが,サッカーにバスケ,
バレーボールetc.・・・・・と,スポーツの分野でもいろいろな意味で
多様性が
尊重されるべきこれからの時代に,ここまで徹底して日本国中
全ての子どもに
野球をやれとばかりの活動は流石に如何なものかという
のが実感ですし,
下手をすれば野球をしない,関心も持たない子どもへ

 仲間外し,差別にもつながりかねません.
特に地方の小規模校ほどその危険度が高くなります.

そもそもメジャーリーグが世界の何か国で実況放送
されて何億人が観ているのでしょうか.

オリンピックやワールドカップをも差し置く程の
存在なのでしょうか.

もはや今さら日本で野球の底辺拡大でもないでしょう.

それならプロ野球もメジャーリーグも無い国へ行って
野球教室でも何でもやって見せては如何か,その方が
余程価値はありはしないかというもの.

野球を知らなければあたかも日本人に非ずとでも言う
かのような野球界の傲慢さ.そしてこの国の❝野球原理
 主義❞とでも言いたくなるような新聞社に放送局の態度.

率直に言って私は我慢がならんですね.

数々のスポーツの国際大会で,❝世界の壁❞が嘆かれる
ことがよくありますが,私は野球ばかりがこうして
過剰に優遇され過ぎる事も要因の一つと感じております.

世界のスポーツは決して野球を中心に動いているのでは
ないのですよ.

彼が10年間の年俸総額$7億ドルとか,金権野球には興味も関心も
持てません.(本音を言うなら,私自身が投げるも打つも捕るも走るも
大の苦手であるためでもありますが)

いずれにしても,野球で交通安全教育はできない.

これだけは確かな事実でしょう.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

こんにちは.マイロネフです.

昔から各地域で少年野球は盛んですが,中には家庭が
❝空中分解❞してしまいやしないかと思わせられる,こんな
悪弊を及ぼしている例もあるようです.


詳細は上記引用記事を篤とお読み頂いて,ご感想は皆様にお任せしたい
と存じますが,エラーをすればヤジ罵声の浴びせ放題.「自分の頃は
これが当然」と言って
旧態依然のやり方を改めない.「こうした方が
良いのでは?」という
提言も一切受け付けない.これでは何ぼ何でも
というのが実感です.


主に中学校における部活動が,顧問の先生の負担の限界を越してきて
いるために,代わりのチームやスポーツ団体を作らなければと考えて
いる人たちにも,こういう問題は考慮する必要がありそうですね.

勝つためなら何もかもそっちのけにしていいものか.
「教育の一環」が,これでは聞いて呆れますね.

皆様どなたもご存知の,あの□原◆騎原作の熱血根性
劇画の世界そのままで,伸び伸びとスポーツを楽しむ
ことができるのか,まして世界で勝てる選手を育てる
ことができるものか,大変疑問を感じます.

かのメジャーリーグで稀代の二刀流スーパースターは
どのようにしてあの通りの成長を遂げたか,こういう
現実を彼はどう
みるのかも知りたい気はします.その
一方で最近,
チーム内での悪質な嫌がらせ行為が原因
で自由契約となったプロ野球選手もいましたが,何で
あれ,
「私は○○が全てだ」と言ったら,誰もが皆
無条件に応援,
協力するのが当たり前と
思ってもらいたくありません.

野球界ではその辺が特に傲慢な印象が目立つので,
私はどうにも好感を持つことができませんね.

そういえば,旧Yahoo!ブログ当時ご交誼を頂いたブログ主さんのお孫さんの
野球チームでは,そういった問題は多分無かったことと思いたいですが.

それではまた.

こんにちは.マイロネフです.

ご高承の通り,先日のプロ野球ドラフト会議で
本県上田西高校(私立)の横山聖哉選手が
オリックス・バファローズから1位指名を受け
横浜DeNAベイスターズ牧秀悟選手に次ぐプロ
野球の郷土選手誕生に,当地の放送局は挙って
大盛り上がりになりました.

これにケチを付けるのは本意ではありませんが,
その一方で,全国的には高校生の(硬式)野球離れが
忍び寄りつつあるといいます.

要因としては,キャッチボール程度はできる広場が滅多に無くなった
事等,周囲の環境面の変化と共に,用具費の高騰や少年野球特有の
保護者の負担がより重くなったためという指摘があります.

上記の引用記事のコメント欄では,甲子園に出場する高校の中には
野球部の寄宿舎の寮費と学費(授業料)とで,特待生以外は何と
¥16万/月という負担! それに個人持ちのユニフォームや用具,
対外試合の遠征費etc.で1年間の負担が実に¥200万を超える例もある
らしいですね.今回の横山選手や牧選手の高校当時は,もしかしたら
そこまで極端ではなかったかも分かりませんが.

野球に¥金がかかるといっても,まだ自転車レースと比べれば全然と
思っていたのですが,1年間で少なくとも¥百数十万となれば大して
違いはなくなってくるのではありませんか?

それに,その特待生以外の部員の生徒が彼等の分まで学費や寄宿舎の
寮費を負担する結果になっているとすれば,これはいささか問題あり
ではないかと思われるのですが.

そして,各地の高校野球の予選(地方大会)でも,チームの
 実力差が余り極端になっては危険だという指摘も出されています.

春の選抜大会の21世紀枠なるものも,そうした格差を少しでも
無くしてゆきたいと考えてのことなのでしょうが,私は以前から,
日本の新聞社や放送局の商業主義にまみれた高校野球の過剰な優遇は,
他種目との均衡という面から見て少なからぬ反感を持っていますから,
この少子化の時代でもあり相対的に野球を選択する生徒が減っても
全然嘆くには及ばないし,むしろ当然と考えております.

国内では未だ少数勢力であっても,その種目で世界を目指す
若い選手(候補)を,私は応援したいと思います.世界の
スポーツは野球を中心に動いているのではありません.

高校野球の応援は,国民の義務ではありません.それに
 まつわる問題点の指摘をタブーにすべきではありません.

それではまた.

 猛暑お見舞い申し上げます.

当地長野市中心部でも,ここ数日は35~36℃は
まるで当たり前かのような猛暑が続いております.

当方の自宅周辺もここ20年程の間に水田が消えて宅地化が進む等
環境の変化が著しく,以前なら夜間はエアコン等無くても何とか
凌げていましたが,ヒートアイランド化の影響もあるのでしょうか,
夜間から明け方にかけても熱帯夜になる事が多く,寝る前の約
1~2時間は寝室に冷房を入れておかないと耐えられない程に
暑さが悪化してきました.

そんな事情や老母の健康問題等もあり,明け方にCOLNAGO・
Arteに乗ってごく短時間の快速ポタリングに出る気にさえ
ならないのが実情になっています.

こんな私自身の事情はともかくとして,熱中症警戒アラートが
発令され,炎天下での屋外活動は極力控えましょうと呼びかけ
られている中でも,あの野球大会だけは当然の如くに強行されて
おります.

今大会からクーリングタイムなるものが導入されたとはいう
ものの,初日には想像しただけでも見るに堪えない不調を呈した
選手が出たようです.

そんなものを見ていて何が面白いのかというのが実感ですね.
高校球児が暑さに苦しむ姿を見なければビールが美味くない,
とか何とか,どこかの配信記事で読みましたが呆れて物が言えません.

この酷暑の中でも強行されている高校野球のあり方の見直し論を誰か
が発言すれば,熱狂的な甲子園信奉者共が「それを言うなら高校総体
はどうなんだ」とか何とか騒ぐ.そちらの炎暑対策が如何なっている
のかは分かりませんが,熱中症の安全対策を呼び掛けながら甲子園は
例外で構わない筈がありません.

選手もさることながら,あの外野席とて相当の暑さの筈.どこかの
配信記事のコメント欄で見ましたが,試合後の阪神甲子園前の駅では
大人も子どもも熱中症寸前になっている観戦帰りの観客がかなりいる
とか.特にバックネット裏の優待席でじっと観ている野球少年達.
あれで本当に大丈夫かと心配にさえなります.

これにも増して私が我慢がならないのは,県代表の出場校が決まった
後,出場に関する経費の募金を呼び掛ける新聞広告が出される事.

他種目との均衡を考えても,ここまで優遇されなければならない
理由が私には納得できません.あの甲子園の高校野球なんて,
所詮はガラパゴスですよ.あれがそれ程面白くて為になるというなら,
プロ野球もメジャーリーグも無い外国へ行ってやって見せてくればいい.
そういう意味で,私は高野連の国際感覚というものに
大変疑問を持っております.

ここで1つ,こちらの配信記事をどうぞ.


私は高校野球に感動は求めません.あの大会を海外にも放送
(ラジオでは以前からやっているらしいが)したらそちらで
生活している日本人は喜ぶでしょうが,現地の国の人々と
感動を共有できるものなのか.

近年,高校球児の数は減る傾向にあるといいます.私はそれは
むしろ歓迎すべき事と受けとめております.世界のスポーツは
野球を中心に動いているのではないからです.◆谷*平が何百本
ホームランを打とうが三振を取ろうが「だからそれが何なの?」
という国が世界では大半なのではないですか.

日本の子どもなら野球を知ってて当たり前―
それこそ❝野球ファッショ❞ではないでしょうか.

熱狂的な甲子園信奉者が何を言おうが,世界のスポーツの
動向を無視した(?)日本の新聞社や放送局の商業主義に
毒された高校野球を私は支持する気にも観る気にもなれません.

ともかく,これからの学校の部活動,特に高校野球のあり方に
関する議論をタブーとすべきではありません.

国民がもっと野球離れすれば,高校野球ももっと部活等の
一環らしく正常な方向に向かうでしょう.

【追記】
流石に2023年 8月15日に予定の試合は
台風7号の煽りで中止と決まりましたが.

それでは,また.

   猛暑お見舞い申し上げます.

夏休みに入っても,多くの中学・高校で連日
猛暑の中での部活動が展開されておりますが
山形県内では部活動帰りの女子中学生が
熱中症で行き倒れになる事態が発生しました.

続報では,この中学生,哀れにも亡くなったということで・・・・・・・・

一体,こんな猛暑の中,夏休みの最中でもほぼ

1日も休まず部活の練習やら試合やらをやらせて
強くなれると思っているのでしょうか.

皆がやっているのに自分だけ休む訳には
いかないと無理に無理を重ねている.

そして,こういう部活動のあり方自体に
異論を唱えるのを許さない同調圧力には
到底納得できるものではありません.

当然これでは学習意欲にも悪影響を
及ぼさない筈もありません.

中にはせっかくの夏休みだからと,
この時だけにしかできない旅行とかを
計画しようにも,顧問の教師とか他の
部員が許さないとくれば,家庭の教育権の
侵害にもなりかねません.

猛暑の中での猛練習にも頑張りぬいた
・・・・・・・・・・それ以外に何も身についた
ものが無かったという話で良いのでしょうか.

話しは少し変わりますが,50年以上前には
少なくない少年等が憧れたサイクリングの
ロングツーリング.

歯止めのかからない交通環境の悪化に加え,
大都市圏では一晩中でも30℃以下にならない
この異常な猛暑.以前にも書きましたが,
これでは最初からサイクリングになりません.

件の女子生徒はそう長くない距離でも自転車で
倒れてしまった.まして朝から晩まで1日中,
それも何日にもわたって・・・・・・・とくれば,
もはや計画,立案自体が無理となってしまいます.

先日,軽井沢町への納品の仕事に行って,ふと
思いついたのですが,大人なら深夜か明け方前に
車にロードとかMTB等のスポーツ自転車を積んで
早朝に気温の低い目的地まで運転していって,
現地でごく短時間,スキーやスノボを嗜むのと
同じ感覚で❝快速ポタリング❞をした後,道路が
混み合わないうちにササッと帰る手もありますし,
親がその手で子どもを高原リゾートのサイクリング
に連れて行く方法も考えられるでしょうが,
子どもだけの真夏の日中のサイクリングはもはや
かなり危険な時代になってしまったという印象も
あります.約50年前,学校の事実上の自転車全面禁止
に泣かされ育った者として,これに反対しようにも
できない,何とも口惜しい猛暑の時代になってしまった
ものだと嘆かずにいられません.

こういった猛暑で,熱中症警戒アラートが出れば
日中のスポーツは極力控えましょうと言われながら,
部活動,特に高校野球だけはいつまでも例外で
良いのか,というのが実感です.

たとえそれで実際に犠牲者が出たとしても,皆と
同じようにやっていながらそうなったのは,その
本人自身の個人的な問題と,片付けられることが
あって良いのかとも思っております.

因みに私は3日前と昨日,炎天下の屋外で
溶接作業に従事しましたが,勤務先から仕事先
へ出発する際,上司が冷凍したペットボトルの
飲料を持たせてくれた程でした.勿論作業中は
適度な休息と水分補給を心がけましたが,それでも
3日前の時は後片付けに追われて重大な忘れ物を
するミスをした程で,それが幾分熱中症の予兆の
影響だったのかもと,反省はしております.

また幾分取り留めのない話になりまし
たが,今夜も時間ですのでこの辺で.

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