マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2021年02月

こんばんは.マイロネフです.

ウメの花が咲けばそろそろあの花も咲く筈と,
今日(2021年 2月28日・),正午近くになって
COLNAGO・Arteに乗って千曲市方面に出発しました.

初めに屋代駅で.2週間前に戸倉駅の車庫で初対面の
新造車が試運転で来ていました.
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思わしい構図で安全に撮影することは,やはりここでも無理でした.
この近くでは❝撮り鉄❞さんの姿も何名か見かけましたが.

では戸倉駅の裏山・キティパークへ登ります.
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今回は画像の左上のような立看板が設置されていました.
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サイクリングコースの案内ですね.しかし実際には
千曲市内はスポーツ自転車にとって走りやすいとは
言い難い主要道路が多いのですが.

では本題のこの花です.
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当地で2月末の開花は異例の早さです.来合わせた
来訪者の方の話では自宅のウメが年末年始に開花したとか.
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木漏れ日の当たるspotで.これが“標準的”なウメ咲き.
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半逆光に透かす方が写りが良いのかも.
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2輪揃えて写してみました.
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萼片が4枚だけの花もあります.
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これが,この自生地で比較的高確率で見られる八重咲き.
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これはまだこれから見頃になる状態の八重咲き.
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1本の茎に2輪咲く“双子”の個体もありました.
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新しい解説板が設置されていました.案内のボランティアに
当たっていた「育てる会」の会員さんの話では,昨年の4月~
5月頃,この群生地の上の方がイノシシに荒らしまくられ,
平成16(2004)年の会発足以来の被害とか.

幸い少しずつ回復傾向にあるとはいえ,何とも残念な話でした.

では今晩はこの辺で.



こんばんは.マイロネフです.

3日も空けずにまたかよ!と思わされる苦々しい話題で
恐縮ですが,あってはならない一般公道における競技用
自転車の死亡事故が,今度は千葉県内で起きてしまいました.

亡くなったのは2020年5月にデビューしたばかりの
競輪のA級3班所属・成清龍之介選手で,袖ケ浦市内の
幹線道路で練習走行中,路肩に停車中の中型トラックに
激突したということです.

ご高承かと存じますので配信元のURLは省きます.

配信されたTVニュースの映像では,事故を起こした自転車は
ピストバイク(トラックレーサー)で,一応前後輪にブレーキは
付いていたものの,ハンドルはロードバイクと違って下ハンしか
持つことができませんから,とっさに危険をかわしきれなかった
とも推察されます.「く」の字に折れたダウンチューブも痛々しい.

まだ21歳という若さで,斯界のhopeと目される存在と
いわれただけに痛恨の極みです.

それにも増して気に懸かるのは,これでまた❝スポーツ自転車危険論❞
の火種に油が注がれてしまうことです.

ロードバイクならハンドルの上も下も持つことができ,乗り手の体格に
適合するよう適正に調整され,ごく常識的なスピードで走っている分には
前方不注意になるような問題は殆どありません.
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しかし一般には,ロード用とピスト用との自転車の区別がつかない人が
今尚かなりの比率でいますから,前傾姿勢になりやすい危険なスポーツ
自転車は禁止したり,もっと厳しく取り締まれという世論を誘導される
事を私は深く懸念します.

第一義的には,この自転車の前方不注意が主因ということになりますが,
その道路では駐停車は可能な道路であったのかも気になります.

同じ千葉県内ではかなり何年も前に,高校の自転車競技部員の同様な
事故がありましたし,こういう事故が頻発すると,自転車競技は危険
だからやらせられないという保護者や学校も増えてくるでしょう.

そうなれば,本格的な自転車レースの選手を目指したいという子どもは
ますますいなくなってしまいます.

広く社会に理解を求めるためにも一般公道における練習中の安全対策を,
自転車の各競技団体にはもっと考えて欲しいと思いますね.

それではまた.

こんにちは.マイロネフです.

来月(2021年 3月)半ば過ぎに長野市内で
以下の画像の道路が開通します.

都市計画道路・高田ー若槻線です.
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手前の道路はR19からJR長野車両センター前を通って
来る系統,左右に交差する道路は通称「北長野通り」です.
ここから・・・・・・・.
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長野電鉄の線路をアンダークロスします.
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歩行者専用の橋もできています.
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名付けて「吉田桐原隧道」.この先が
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❝北国街道新線❞の県道〈60〉系統につながります.
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この交差点が新規建設区間の終点.画像の左手が
吉田方,右手が上松(うえまつ)方になります.

で,この道路の何が問題かと言いますのは
この歩道にあります.
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これは,この道路の解説図.丁度1年前の
2020年 2月24日に撮影しました.
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この幅員の割り振りが問題なのです.
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この仮設のコーンの部分まで車道と一体化すれば,
機能的な自転車専用レーンが造れた筈.
予算や用地云々が理由にも何もならないのは
ここでも明白であります.
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この画像にある右側の仮設コーンの内側分だけでも,
普通の車椅子がすれ違える幅は十分ありそうですが.

何が理由か分かりませんが,自転車は車道(左側)が原則,
歩道は例外と謳った「自転車安全利用五則」を骨抜きにして
「自転車は弱者らしくしろ」と言わんばかりの道路造りが
ここでも繰り返されてしまいました.

例外はあくまでも例外なのであって,厳密にいえば
こういう道路の設計自体が違法なのではないですか?

こうでなければ国の補助金が下りないからですか?

実際の開通後,車の流れがどう変化するか見ものでは
ありますが,交通量に問題が無ければ私は自転車で車道
左側通行をここでも貫くつもりです.歩道を通るなら
疲れたからゆっくり走りたい時か,余程車道の交通量が
多い時かのいずれかですね.
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しかもこんな歩道で両方向に通行可とされては目も当て
られはしません.それにここでも自転車の通り道の部分
に点字ブロックがかかります.

自転車の乗り手に保険の加入を義務付ける(それもまんざら
役に立たないとは言いませんが)など,自転車側に余分な負担を
強いるばかりの「自転車条例」なるものも信用できなくなりますね.

歩行者と譲り合いを強いられる「自転車・歩行者道」では
間に合う所も間に合いません.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

今日(2021年 2月22日・)はまた,読売テレビの
ニュース番組中,悪質自転車乗りの映像が放映されました.
いちサイクリストとして実に由々しい問題です.

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c5a2d066e51ed171722fe14ee1fa02d0ebfa7f8

こういう手合いが現れる度に,自転車乗り全体に対する
風当たりが強くなるし,どう対抗したら良いのか頭を
抱えてしまいます.

市民,国民の健康増進や環境対策のためにも自転車の
利活用は大いに推進されるべきです.しかし先日のNHK
ニュースにも見られたように,自転車の利用が増える程
違反者も一定程度の比率で増える.絶対数が多くなれば
それだけ危険な自転車に遭遇する率も高まる.

斯くして自転車は交通秩序を攪乱する社会の害毒,それに自転車が
増える事は社会や国にとっても,少なくとも好ましくはない事,
さらに体力増強に自転車を使うことはまるで罪悪であるかのような
差別的偏見が広まる結果になってしまいます.

このニュースを配信したYahoo!のコメント欄には例の如く
自転車も免許制にすべきだという主張が見られますが,それを
実現させてみたところで本当にこういう事案の再発を防げる
保証があるものか,甚だ疑問です.

因みに,1981年10月25日午前0時半頃,東京都練馬区の新青梅街道
で,原付バイクに2人乗りしていた当時高校1年の少年が対向車線を
走って来たタクシーの前へ不意に飛び出して激突し,その2人ともが
死亡したため,タクシーのドライバーは逮捕されるという事故が
ありました.

参考ソース;
月刊「モトチャンプ」1982年1月号p.43~47『過ぎた❝進路妨害❞遊び』

今回のニュース映像に出て来た自転車乗りにしても,暫く前の桶川の
❝ひょっこり❞にしても,本質的にはこの暴走原付バイクの少年とさして
変わるところはありません.

しかも,やっているのは分別がある筈の成人者と見受けられるのです.

使われていた自転車がロードバイクのような高速度スポーツタイプ
ではなくママチャリらしいのが,サイクリストにとってはまだ
よかった(!?)と言えるかも分かりませんが,いずれにしても
自転車全般の評価に対する悪影響は避けられず,「自転車を好きで
乗っています」と公言するのが憚られる雰囲気にもなりかねません.

まだまだ日本は海外の「自転車」先進国と比べても,自転車の
扱いがいろいろな意味で下手な国だと,嘆きたくなってしまいます.

それでは今晩も時間ですのでこの辺で.

こんばんは.マイロネフです.

数日前の雪から一転,今日(2021年 2月21日・)は
また2月と思えない異常な暖冬の1日となりました.

そこで善光寺近辺のウメの花は如何にと,正午前後に
COLNAGO・Arteに乗ってのポタリングで探ってみました.
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実際には昨日( 2月20日・)の午前中の方が,本堂の
屋根に雪も残っていて❝絵になったところだったのですが.
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善光寺寺務所脇の駐輪施設で.今回は珍しくも先客がいました.
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TREKの❝特急自転車❞です.
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走り装置はULTEGRAです.
(私の愛車より等級は上じゃないですか)
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このサドルの使い心地は果たして・・・・・・・?
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リムとタイヤはBONTRAGERです.

この特急自転車,トップチューブのヘッドの際に長野県北部の
ある県立高校の通学証が貼られていました.

そのためか,リヤにはサイドスタンドが付いていますし,
ペダルはビンディングと普通の運動靴の兼用タイプです.

また,このフレームはオールアルミ製でリヤのエンドには
フェンダー用のダボ穴も付いていて,ある程度の汎用性も
考慮した設計のようです.

私は,高校以上の通学自転車で❝特急自転車❞は条件付きでの
容認派です.こういう通学自転車が颯爽と走るの図は見ても
実に清々しいですからね.

若者にこそ,こういう自転車に
大いに乗って欲しいものです.

それでもこの種の自転車に対する社会の見る目は我々ロードバイク
乗りが思っている以上にシビアで辛辣なものがありますから,
とにかく安全第一で事故だけは絶対に起こさない事です.

所謂“ヒヤリ・ハッと”も,原因を冷静に反省し,その後の安全走行に
活かす心掛けも必要でしょう.

❝学生を知り尽くした❞と称して通学専用に特化した自転車は
卒業すれば見向きもされなくなることが多いですが,これなら
卒業後もなお多方面に活用できそうですから,長く大切に使って
くれる事を他人事ながら祈るばかりです.

それでは本題のウメの花は・・・・・・・.
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ウメの花らしい仄かな香りを漂わせていました.
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やはり数日前の雪と凍結で花がかなり傷んだのが残念
ですが,少なくともあと数日程度は楽しめそうですね.

一方こちらの・・・・・・・.
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善光寺大門交差点東側のウメ(紅梅)も
かなり開花が進んできました.

では今晩も時間になりました.今回はこれにて.

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