マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2017年02月

それでは前段のD51 1001号機解体撤去の件につきまして,昨晩
当PCの入力機能の不調でUPしきれなかった分と,旧ブログの
再掲画像も加えつつ,もう少し補足したいと思います.
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昨日の新聞記事によりますと,このSLの処分の方針が発表されたのは2月2日の
千曲市議会総務文教委員会でのこと.背景に写っている体育館の改築との絡みもあり,移設には補修費と合わせて¥5千万必要になるが,解体処分なら
¥1千万で済むといいます.但し,いずれも機関車内のアスベスト除去が
問題になるとの事.
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当初は熱烈に歓迎されたものの,その後の維持管理を誰がどうするかの
詰めが甘くあいまいであったためか,少なくとも20年以上前からは
かなり荒廃が目立っていました.

保存の意義があるとすれば,1001号機として典型的な戦時設計の
姿を伝えることだったのですが・・・・・・・・・.
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こうなってしまっては,はっきり言ってもう手遅れですね.「市民に親し
まれてきた」というなら,定期的に整備や清掃のボランティアを募集する
等の方法もとり得た可能性は残りますが,そのような活動に取り組む市民グループも無く,世代の移り変わりにつれて関心も遠のいて八方塞がり.処分
について市議会の委員会からは異論も出なかった由.何とも無念な話です.

静態保存SLの解体処分は,私の知り得る限りでは長野県内で多分初めて
だと思いますが,こういう事態はもうこれ限りであってほしいです.

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフございます.

月が改まって早々,何ともやり切れない悲報が入ってきました.
本日(2月3日・金)付の信濃毎日新聞27面の記事によりますと
千曲市の更埴体育館前で展示保存されていたD51 1001号機
解体撤去されることになったということです.
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この画像が“遺影”ということになってしまうのでしょうか.


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