マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2016年12月

皆様こんばんは.
a393493242改めマイロネフでございます.

今年のブログ更新は前段で終わりにしようと思っていたところ,この年の瀬に絶対あってはならない自転車の加害死亡事故がまた起きてしまいました.いちサイクリストとして実に口惜しい痛恨事ですので一言書かずにいられません.


「THE LAST COP」に出演した苅羽悠なる俳優が,港区六本木の
歩道でMTBに乗っていて40代の歩行者と衝突し,相手を死亡させて
しまったというものです.

午後9時前のNHK-TVニュースでこの事故の現場の映像が放映
されましたが,立体交差で車道と完全に分離された歩行者専用の
通路のようです.

NHKニュースでは,苅羽は「歩道上の点字ブロック(或いは滑り止め?)に
気をとられていて,気が付いたら目の前に歩行者がいた」と供述していると
報じていましたが,事故の発生時間は今の時季ではまだ暗い午前5時台で,
交通量も少ない時間帯ですから,車道が自動車専用でないなら何故車道を
らなかったのか非常に疑問ですし,そもそもあの歩道を自転車に乗ったまま
通ろうとしたこと自体が間違いとしか思えません.

勿論,歩行者と自転車を完全分離しない道路の構造自体も,原則と例外を
ひっくり返したままの「自転車安全利用五則」なるものの無責任さ加減も
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大いに問題ですが,MTBですと,(以前から度々申し上げていますが)
元来サイクリングに適さないシングルトラックに乗り入れればこのような
重大な人身事故の危険性は当然,極めて高くなります.

この事故に事寄せて,ネット上のコメント欄では当然のごとく取締り
を強化せよだの免許制を導入せよだのといった意見が目立ちますが,
かつて事実上の自転車全面禁止に泣かされて育った者としては,こう
いった“世論”には特に警戒しなければならないのです.
当然,賠償責任は今後大きな問題になる筈ですが.
ノーライトで前方不注意とすればかなり罪は重い.

これですから,私は自転車で急ぐ時には余程やむを得ない状況でない限り
車道左側通行を貫き,歩道通行可に妥協しないことにしております.
後続車が多い時にはちょっと譲ってまとめてやり過ごせば済む事です.

MTBには,2段前の記事で紹介したようなフィールドが
全国各地の人工林で整備されれば申し分ないでしょうね.

皆様こんにちは.
a383493242改めマイロネフでございます.

本日はまた引用ネタですが,今朝(12月25日・)の信濃毎日新聞25面の
特集記事で,
熊本県立八代農業高校泉分校マウンテンバイク部
が紹介されました.
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今回の記事の配信元は熊本日日新聞です.記事によりますと,この
マウンテンバイク部の創部は2003年.部員3名で発足し,
現在の部員数は14名.
中に熊本市内の自宅から片道約40kmもの距離を往復4時間かけて
(風雨ニモ負ケズ?)自転車通学をしている生徒もいるといいます.

40kmといえばR18で当てはめると長野市中御所―上田市大屋間,R19なら
山清路―長野市岡田町間に相当する距離ですから,これ自体をトレーニング
一環と考えるとしても,誰もがそう容易に実行できる事ではありませんね.

以前から,中山間地の振興に学校でこういう部活動があるといいなと
思っていましたが,本当に実在するとは驚きでもあり,「自転車」
ファンとしては羨ましくも喜ばしい限りです.
何といっても,学校の林業実習林を活用しているところがいい.

1990年代前半にMTBがブームになった頃,長野県内のあるリゾート地で
開催されたMTBの大会を複数回見に行ったことがありますが,いずれも
地元住民には全く関心を持たれず関係者だけで“浮き上がっていた”印象が
今でもあり,その後大抵が尻切れになったのは残念でもあります.
新潟県新井市の大会等もその典型と言っては言い過ぎでしょうか.

やはり当時の人気を安易に増収に利用しようとして失敗した日本の自転車
業界全体の責任は軽くないと思いますし,オリンピックの正式種目であり
ながら日本勢の不振はこれまた残念なことです.
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(この画像は3年前の記事の再掲で,場所は須坂市峰の原高原の中腹になります)
森林県の信州にこそ,学校の部活動を通じたMTBの振興が相応しい.
例えばA高校がカヌー部なら,B高校ではMTB部といった特色作りが
図られて大いに良いではないかと考えるものであります.

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.

本日の糸魚川市の大火で被災された皆様には謹んでお見舞を申し上げたいと思います.

さてこの程,ある方からこういう果実を分けて頂きました.
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カリンの果実です.
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リンゴ(M-size)と比べるとこういう感じです.

カリンの果実は表面がツルツルで芳香があります.
ご存知の通り,薄切りにして糖蜜で煮詰めないと
食用にも薬にもならないシロモノです.
時間のある時にでもゆっくり処理するとしましょうか.

ついでに.

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寒い長野の我が家でも,この冬はビワの花が
これまでになく多く着きました.
来シーズンには期待できるかも.

では続けます.
前3段の記事は12月18日()の安茂里方面へのポタリングの道中でした.
最近,裾花川の河川敷にウォーキングコースが造られていますので,
その様子も見て来ました.

アスファルトのカラー舗装です.
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新幹線とJR在来信越本線をくぐる部分.新幹線の
高崎起点「118K429M」の距離表示があります.
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堤防の石垣.在来線の下の部分は年季が違いますね.
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右側がJRの用地にかかる部分の石垣です.セメントの目地埋めの
有無の違いが,その気で観察すると興味深いですね.
因みに新幹線の下の部分はコンクリートの既製品の石垣です.
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堤防の上からは階段で昇降します.
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こちらはR19とアンダークロスする地点です.
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事実上歩行者専用で,自転車は勿論,車椅子も使えません.
しかしスロープを設けるには堤防の大規模な改造が必要で,
河川法等の制約にもよるものか,実現は先ず見込めません.

我が地元ながらどうも長野市当局は,自転車の機能の活用法が下手です.
観光客にもできるだけ歩かせたい意向のようですが,自転車レーンを造る
余地が無いと言うのがウソであるのはここまで見た分だけでも明白です.

それではここで気分を変えましょう.
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裾花川に来ているカモ達です.
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これはオナガガモには違いありませんが・・・・・・・・
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このもう1種類はカルガモ
とご教示を頂きました.有難うございます.
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因みにここではマガモの姿は見えません.

では,今回はこの辺で.

では,続きへ移る前にこの話題から.

先頃閉会した国会で,「自転車活用推進法案」が成立しました.

しかし具体策に踏み込んだ内容が無く,実効性はかなり疑問です.
前段の記事に関連する画像をもう1枚ご覧に入れます.
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右端の立看板にご注目願います.何故か
右側通行禁止」の文言はありません.
この“自転車レーン”なるものも,双方向通行可となっておりますが
これが自転車の交通ルールを乱す最たる元凶に他なりません.

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これは安茂里(あもり)地区の犀川の堤防です.
ごく最近舗装が敷かれたばかり.
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凡そ300~400m毎に河川敷と交差する部分の車止めが設置されています.
特急自転車(ロードバイク)の基礎的な乗りこなし術の練習に最適と
みられますが,他とつながっていないので地域間のサイクリングコース
としての機能は望めません.これよりも
こちらを早く何とかして頂きたい.
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次は裾花川の堤防道路の一部です.
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連続する縁石の向こう側が自転車・歩行者兼用,正面は北方向へ
一方通行の車道です.しかしここで自転車の右側通行はかなりの
違和感があります.
同じ堤防道路でもこの方が余程良い.
(この画像のみ旧ブログの再掲です)
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自動車(普通四輪クラス)は一方通行,自転車は左右各々で
左側通行させる方式です.これが本来の姿ではないですか.

では,今晩も時間ですので一旦区切ります.


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