マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2014年01月

皆様こんばんは.a383493242改めマイロネフでございます.
 
さて本日夕方,サイクリスト(ローディ)として
極めて忌々しい光景を目撃しましたので,
一言申し上げたいと存じます.
 
仕事帰りの普通トラックを運転中のこと.
所は長野盆地を縦貫する国道のバイパス.
1台の特急自転車が南から北方向へ順調に飛ばしていました.
 
走っていたのは勿論車道の左端,
暗闇でも視認性の良好な服装で,
安全には気を使っていると見受けられました.
 
間もなく,ある交差点で信号がに変わり,
右折用の「→」信号が現示されました.
 
横から人や車が来ないとて,右折車以外は当然
全て赤信号に従っております.
 
ところが何と,あろうことか
そのローディは左右の安全を
確認するそぶりを見せながら
そのまま停まらずに
通過していったのであります.
 
皆さん,
こんなことがあって
良いと思いますか?
 
サイクリングも一般道路を利用する「スポーツ」である以上,
ルールに従うのは当然であります.
 
その点,彼の行為は
スポーツマンシップに反しているのは
明白です
 
信号は間もなく青に変わり,
どんな自転車に乗っているのかと
見てみたかったのですが,
渋滞を尻目にスーイスイと逃げ去って行きました.
 
あの信号無視さえ無ければ,車道の右側逆走自転車よりは
余程ましだろうと私は思ったのですが,
一緒に乗っていた相方は,
自転車はマナーが全然悪い」と憤慨していました.
相方は殆ど自転車に乗りませんので,
概して自転車全般に批判的な見方を持っています.
 
大都市圏と比べ,当地ではまだローディの台数は知れていますが,
偶に見かけたローディがこういったルール違反をしていると
嫌でも悪い印象が広まってしまいます.
 
こちらの,例の妄言家ブロガーのURL
 
 
の中にも,あるトラック運転手の恐るべき本音の書き込みが見られますが,
大方のドライバーのサイクリスト(ローディ)に対する見方は
我々が思っている以上に辛辣,険悪であることは間違いなさそうです.
 
要するに
足の遅い弱者(自転車)のくせに
大手を振って車道を走っているのが我慢ならない
ローディは自分の悪さを棚に上げ
一方的に自動車を批判して権利ばかり主張する
といった不満が潜在しているとみられるのです.
 
また,昨日は東京地裁で
自転車で75歳の女性をはね死亡させた46歳の男性に
約¥4700万円の
賠償を命ずる判決が下されました.
事故当時のスピードは約20km/h程度と
所謂ママチャリ並みであったものの,
車種がスポーツ系であったということで
この事からも「スポーツ自転車=危険」という
偏見がさらに広まりそうです.
 
それやこれやを念頭に,お互いに慎重を期して
周囲への感謝と謙虚さをもって
「自転車」を楽しもうではありませんか.
 
今晩は時間が遅いので
これにて失礼いたします.
 
 
 
 
 

ここで,上田市内で私が一押しのうどん屋さんをご紹介しておきます.
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このお店の肉うどんは,さくら肉(馬肉)を使用しています.
死ぬ間際に「なかむらやの・・・・・肉かけが・・・・・食べたい・・・・・」
と呟いた人もいたという名代のお店です.
 
残念ながら元日は休業ですが,
私もかつて1月2日以降の走り初めで立ち寄ったり,
群馬県内への日帰りサイクリングの帰りにも,このお店の
「肉かけうどん」を頂いて元気をもらったことがありました.
 
上田駅前から左手すぐの広くない通りを入って間もなくです.
画像の背景か隣の建物も,位置関係のご参考になろうかと存じます.
上田へお越しの節は是非寄ってみて下さい.
 
(車内放送オルゴール:ハイケンスのセレナーデ)
 
これより帰路へ向かいます.
 
上田城の近辺では
私がいた場所よりも時雨の量が多かったらしく,水たまりまでできていました.
その所為かどうか知りませんが,乗用車同士が事故を起こしたのを
2箇所続けて見かけました.
元日早々から・・・・・・・・・・やだやだ.
 
さて,こちらは坂城町鼠の明治天皇の休憩所の旧跡です.
R18の高崎市起点92.3~4km附近です.
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説明板はオリジナルの表面が傷んだので書き換えられています.
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この当時,まだ信越本線は存在していませんでしたから,
北国街道を行く明治天皇一行の旅姿はどんなものであったのでしょうか.
 
こちらは同じく坂城町「歴史の館」の門松.
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例のじょうご型の注連飾りが入っています.
青竹に不自然な着色が施されているのは頂けませんがw.
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こちらは向かいのお宅の正月飾り.
カヤノキ等の針葉樹の枝葉にナンテン,水引で固定したミカンが
「手作り」を感じさせてくれます.
 
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同じく坂城町・中條神社の正月飾り.
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すっきりと綺麗な形のじょうご型の飾りが取り付けられています.
 
千曲市(旧戸倉町)入口の地点で,笄橋を渡ります.
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この辺りで,堤防の上では向かい風が特にきつい時間帯になりました.
 
車内放送オルゴール:ハイケンスのセレナーデ)
 
間もなく,武水別(たけみずわけ)神社に到着です.
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はや宵闇の迫る時間になりましたが,ここで恒例の初詣です.
左手角の商店で肉まん2個,あんまん1個で動力源を補給.
 
初詣土産に,これも欠かせません.
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「うづらもち」売り場の情景.
これについては,当方のこちらの旧ブログURLの後半も合わせてご覧下さい.
 
 
この先で,稲荷山から屋代へ千曲川の橋を渡ると,
市民体育館前のD51 1001号機に
こんなイルミネーションが施されていました.
 
このSLについてはこちらのURLをご覧下さい.
 
(当初,上記URLに入力ミスがありました.失礼しました)
 
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千曲市制施行10周年を記念して,レールの延長線上にも
未来への躍進をイメージするイルミネーションが点滅します.
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テンダ部分には,地元のプロバスケットボールBJリーグチーム,
信州ブレイブウォリアーズのロゴサインがあります.
このSLのイルミネーションも見どころでした.
 
ではこれにて,2年ぶり上田市内乗り入れを果たした
本年のNEW YEAR CYCLINGのレポートを終わります.
厳寒の折,皆様どうぞご自愛の程を.
 
     
     全走行距離:100.26km
 
     実走行Time:6時間09分41秒
 
     平均時速:16.3km/h
 
     積算走行キロ:8220.3km
 
 
 
 
 

今回の走り初めで,是非ご紹介したい
スポットがあります.
 
新幹線の上田駅附近で山寄りの車窓に見える
こちらの建造物群です.
 
これ等を抜きに
我が国の近代産業史は語れません.
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この「笠原工業株式会社」の現況につきましては,
お手数ですがWeb検索をお願い致します.
 
また,同社の沿革はこちらのURLをどうぞ.
 
 
それでは,順にご紹介しましょう.
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先ずこちらが,⑭国指重要文化財
1912年建築の四階繭倉庫です.
このスケールにして木造というのが驚異的です.
別角度の画像もどうぞ.
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こちらは,⑫同じく重要文化財,
1908年建築の「常田館」(現在,資料館)です.
(内部の見学は,平日,向かいの事務所に申し込みが必要です)
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交差点の角に面する⑧(一般)倉庫です.
大正初期の建築と伝えられます.
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こちらは⑩風呂・食堂,⑪炊事場の
福利厚生施設棟です.
建築年代は上に同じです
別角度からの画像もどうぞ.
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また空が時雨模様になってきました.
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そっと愛車を立てかけ記念撮影.
 
今度は隣のスポーツクラブの駐車場から
警備員さんの許可を頂いて撮影させて頂きました.
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煙突&ボイラー棟⑮は上田市指定の文化財.
1936(昭和11)年の建築です.
背景のベージュ色の建物は③五階鉄筋繭倉庫です.
1926(大正15)年の建築で,この当時が
養蚕・製糸業の最盛期であったのかと偲ばれます.
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別角度から,この鉄筋繭倉庫と
手前側②1903(明治36)年建築の三階繭倉庫を見ます.
壁面に這うツタが歴史を感じさせます.
 
撮影中,向こうの踏切をしなの鉄道の
“パルセイロ号”(115系2輌編成)が走り抜けて行きました.
あの列車を1度は撮影してみたいです.
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こちらは①五階繭倉庫.1905(明治38)年の建築です.
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近づいてみますと一層,歴史的な木造建築の威容を感じます.
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正門越しに見ます.
 
上田市内でひときわシンボリックな建造物群をご覧頂きました.
改めて歴史の風格を感じますが,如何でしょうか.
 
車内放送オルゴール:ハイケンスのセレナーデ)
 
それではこの後,本日のメイン・イベントが控えていますので
この辺で折り返します.
 
少し先(大屋寄り)まで行ってから,旧北国街道を辿ります.
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白麹を製造販売するショップです.
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これまた今では珍しくなった,何ともレトロな町名・番地表示.
現在では異なる住居表示になっています.
長野市内でも中心市街地の裏通り等で見つけることはできますが.
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復活した井戸.残念ながら飲料水として利用できません.
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面影を残す千本格子のある民家.
 
では,あともう1段続きます.

それではもう1つ,ご当地名物の正月飾りをご覧頂いて
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先へ進めます.
 
車内放送オルゴール:鉄道唱歌)
 
ある用水路の脇の行路を辿り,坂城町へ入って
千曲川サイクリングロードを少し戻り,この橋を渡ります.
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大望橋です.
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(※この様な自転車の撮影法は,特にカーボンのフレームには非常に危険ですので念のため)
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千曲川右岸(東)方から見ます.
登校時間帯は自動車(原付バイク)共通行止め.
中間には軽四輪が行違いできるスペースがありますが,普通車以上は無理.
千曲川本流では珍しく貴重なサイクリング&歩行者優先の橋梁です.
こんな橋がもう何箇所でもあれば何と有難いことでしょうか.
 
鼠橋のたもとで,CANNONDALE・R1000に乗る
ローディさんにお目にかかりました.
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新年早々,同好の士に逢えると縁起が良いですね.
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シートステイの“HANDMADE IN USA”のデカールが誇らしい.
 
彼は年末年始休暇で当地へ帰省していて,
「この地域は都内に比べ,信号の間隔が長いので走りやすい」
と語ってくれました.
 
日が差してきたので,もう1枚.
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こうして画像にしてみますと,やはりアメリカ風のデザインを感じます.
 
(撮影にご協力下さいまして有難うございました)
 
さて,走り初めとしては2年ぶりに上田市内に入ります.
西上田附近の旧北国街道で.
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こういう和風の佇まいが何ともたまりません.
 
車内放送オルゴール:ハイケンスのセレナーデ)
 
間もなく上田・柳町に到着です.
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この 味噌屋さん,看板を新調しましたね.
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 上田市民のオアシス・保名水です.
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空腹でたまらず,隣の蕎麦屋でランチ停車.
あろうことか,ワイヤロックの携行を忘れてきたので気が気ではありませんでした(冷や汗).  
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 上田市内では名店らしく,どうも予算に適うメニューがありません.
そこで,最も値頃なかけそば(¥1,050円!)を注文しました.
スープ(おつゆ)は刻みユズの効いた,爽やかな薄口です.
ところが肝心の蕎麦が,まるでそうめんのような極細打ちで
十割なのか二八なのか,蕎麦らしい蕎麦の味が分かりません.
 
このお店のウリは「発芽蕎麦」ということで,
また機会を改めて他のメニューも食べ比べてみないと何とも言えませんが,
このかけそばに限っては,価格の割に不満が残る味であったのは残念でした.
どなたかこのお店に詳しい方はご教示頂けませんでしょうか.
 
それでは続きはまた後ほど.
 
 

謹 賀 新 年
本年も旧a383493242改め
マイロネフのブログ
宜しくお願い申し上げます.
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朝日に照らされる飯綱山.
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長野大橋から望む高妻山.
(元日は悪天候が予想されたため,この上2枚のみ2013年12月30日朝撮影しました)
 
それでは本題へ入ります.
 
 2014年1月1日,心配された降雪,積雪も無く,COLNAGO・
Arteを運用してNew year Cyclingを決行しました.
 恒例の正月飾りウォッチングも交えつつ,ご案内したいと存じます.
 
( 車内放送オルゴール:鉄道唱歌)
 
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長野地区で最もポピュラーなごぼうじめ.
藁縄がもっと太ければ大根じめとなります.
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長野市川中島地区の旧北国街道沿いで.
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この一帯で唯一現存する茅葺き民家.
手前のコンクリート塀が撤去され,景観がグンと向上しました.
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1878(明治11)年,天皇の東海北陸巡幸の際の休憩所.
 
次に篠ノ井を過ぎて,稲荷山方面へ.
篠ノ井線・稲荷山駅前から東方向へ約560mの所に
こんな土蔵が残っています.
明治時代の建築と推定されます.
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篠ノ井方から見ます.
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基礎の石垣の石の縁に,
きめ細かく鑿(のみ) で刻んだ跡が見られます.
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鋳物でしょうか,床下の換気格子のアラベスク文様が何とも言えません.
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上画像の土蔵の向かい側にある,「更級郡塩崎村道路元標」です.
この画像右方向へ入った所に小学校があります.
 
この後弱い時雨がぱらつきましたが,幸い荒れ模様になる事もなく
気温も今の時期にしては高めで穏やかな日和になりました.
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千曲市のサイクリングロードでは,目立つのはランナーや
そぞろ歩きで初詣に行き帰りの人々ばかり.
 
元来,自転車に乗らない方にはご遠慮願いたいところですが,
現実にはそう無碍な事を言う訳にもいきません.
 
車内放送オルゴール:アルプスの牧場)
 
間もなく上山田です.
 
旧上山田町の入口に位置する佐良志奈神社.
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「茅の輪くぐり」を初経験です.
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佐良志奈神社の本殿です.
境内で振る舞われていた甘酒を有難く頂戴しました.
 
この鳥は
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アオサギでしょうか?
 この先の,用水路沿いを走っていたら往路と復路で計2回,白いサギ(コサギかチュウサギかは分かりません)がいきなりその用水路から目の前に飛び立ちました.
 
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上山田の,ある旅館の玄関先の正月飾り.
毎回のご紹介になりますが,当エリア名物の形状ですね.
イメージ 18
これは別の旅館の玄関先の飾りです.
 
それではひとまず区切ります.
 

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