皆様こんばんは.a383493242改めマイロネフでございます.
さて本日夕方,サイクリスト(ローディ)として
極めて忌々しい光景を目撃しましたので,
一言申し上げたいと存じます.
仕事帰りの普通トラックを運転中のこと.
所は長野盆地を縦貫する国道のバイパス.
1台の特急自転車が南から北方向へ順調に飛ばしていました.
走っていたのは勿論車道の左端,
暗闇でも視認性の良好な服装で,
安全には気を使っていると見受けられました.
間もなく,ある交差点で信号が赤に変わり,
右折用の「→」信号が現示されました.
横から人や車が来ないとて,右折車以外は当然
全て赤信号に従っております.
ところが何と,あろうことか
そのローディは左右の安全を
確認するそぶりを見せながら
そのまま停まらずに
通過していったのであります.
皆さん,
こんなことがあって
良いと思いますか?
サイクリングも一般道路を利用する「スポーツ」である以上,
ルールに従うのは当然であります.
その点,彼の行為は
スポーツマンシップに反しているのは
明白です.
信号は間もなく青に変わり,
どんな自転車に乗っているのかと
見てみたかったのですが,
渋滞を尻目にスーイスイと逃げ去って行きました.
あの信号無視さえ無ければ,車道の右側逆走自転車よりは
余程ましだろうと私は思ったのですが,
一緒に乗っていた相方は,
「自転車はマナーが全然悪い」と憤慨していました.
相方は殆ど自転車に乗りませんので,
概して自転車全般に批判的な見方を持っています.
大都市圏と比べ,当地ではまだローディの台数は知れていますが,
偶に見かけたローディがこういったルール違反をしていると
嫌でも悪い印象が広まってしまいます.
こちらの,例の妄言家ブロガーのURL
の中にも,あるトラック運転手の恐るべき本音の書き込みが見られますが,
大方のドライバーのサイクリスト(ローディ)に対する見方は
我々が思っている以上に辛辣,険悪であることは間違いなさそうです.
要するに
「足の遅い弱者(自転車)のくせに
大手を振って車道を走っているのが我慢ならない」
「ローディは自分の悪さを棚に上げ
一方的に自動車を批判して権利ばかり主張する」
といった不満が潜在しているとみられるのです.
また,昨日は東京地裁で
自転車で75歳の女性をはね死亡させた46歳の男性に
約¥4700万円の
賠償を命ずる判決が下されました.
事故当時のスピードは約20km/h程度と
所謂ママチャリ並みであったものの,
車種がスポーツ系であったということで
この事からも「スポーツ自転車=危険」という
偏見がさらに広まりそうです.
それやこれやを念頭に,お互いに慎重を期して
周囲への感謝と謙虚さをもって
「自転車」を楽しもうではありませんか.
今晩は時間が遅いので
これにて失礼いたします.