マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2013年09月

それでは前段の続きです.
 
臥竜公園の横丁へ来たところ,鋼板の塀越しに
このSL,D51 401の姿が目に留まったので,
つられて¥200の入場料を払い,立ち寄ってみました.
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時間の関係で逆光となっているのは
悪しからずご了承下さい.
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ごく最近に塗装整備が実施されたらしく,
見違えるほどに美しい姿になっています.
 
運転席の見学用の脚台も整備され,
親子連れの人気を集めていました.
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その運転席内部です.
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メーターの一部が無くなっていますが,
結構綺麗に整備が行き届いています.
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手前に手摺兼用のパイプのガードが付いていますので,
内部までは入れません.
 
 
ここまでは良いのですが,
これはちょっとヤバいです.
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入園客の子どもが機関車の上まで攀じ登っています.
他にも複数の子どもが登って遊んでいるのが見られました.
 
動物園の職員の方も,「あそこまで登られるとは思わなかった」と
困惑しておられました.
 
勿論,その子達に万が一の事態が起きたとしても,
それは家庭の教育,躾の問題で,
管理者である須坂市の罪ではありません.
 
せっかくこれほどまでに美しい姿になったのですから,
末永く市民,入園客に愛され続けられる存在であって欲しいです.
 
次は,この時季らしい花の名所を1箇所ご紹介しましょう.
須坂市の南東部へ扇状地の緩い坂を上り,
仁礼地区から須坂・長野東インターチェンジ方面へ
右折すると,約2kmに亘ってサルビアの植え込みが続きます.
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並木はアメリカハナミズキです.
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今年は猛暑の所為か,サルビアの花(がく)発色が
イマイチ思わしくないようです.
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蔓物用の支柱には,以前のヘブンリーブルーの代わりに
こんな見慣れない花が咲いていました.
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一応,ヒルガオ科らしいのですが.
はてさて???
 
それでは,続きはまた後ほど.

快適な秋のサイクリングシーズンが到来しました.
今日(9月29日)は仕事で必要な買い物を済ませ,
その後での出発は9時40分です.
 
先ずは,この時期におなじみの花の自生地を訪ねます.
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これがやはり,秋を象徴する光景ですね.
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残念ながら,今回は花の盛りは過ぎていました.
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盛りを過ぎると,花の色は紅白の水引のようになりますね.
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この後,豊野地区内で私の知っている自生スポットを
2箇所程回ってみましたが,
同様に開花の盛りは過ぎていて,
今回は一面真っ赤にできる画像をGETできませんでした.
 
普通,当地では天気の良い日は北寄りの風が吹きますが,
今日は珍しくも南寄りの風です.
そこで,私の知っているこの時季らしい花の名所を目当てに
須坂市方面へ向かいました.
 
途中で,こういう見慣れないリンゴの木を見つけました.
普通のリンゴよりかなり小さく,小売店でも見た事がありません.
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果実のサイズは見たところ
スモモ位で,「アルプス乙女」より確かに大きいです.
加工用なのでしょうか?
 
次は,百々川(どどかわ)の畔から望む山々.
左から戸隠連峰,飯綱山,黒姫山,妙高山.
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赤トンボ(アキアカネに違いないと思いますが)の姿を
CATCHすることに成功しました.
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それではここで,一旦区切ります.

 今日(9月23日)昼のNHK‐TVニュースで,今日午前,松本市内で行われたシクロクロスのレースの模様が放映された.
 
 映像によれば,会場は松本城に程近いダートの駐車場で,工事現場の足場材を使用した階段や砂場等も設えられ,如何にも草レースらしい雰囲気の中,若い選手の溌溂とした走りが印象的だった.
 
 ここ2箇月程の間に,長野県内では自転車に乗った中学・高校生の重大事故が私の覚えている限りで3件発生していただけに,明るい「自転車」のニュースだった.
 
 何と言っても,人が集まりやすい市街地中心部で開催されたというのが嬉しい.松本地区は長野県内でも「自転車」の先進地の部類に入るだけに羨ましい限り.
 
 優勝した選手もインタビューで「こういう所から『自転車』への理解が広まってくれる事を願っている」という趣旨の発言をしていたが,大掛かりな交通規制を必要とする本式なロードレースよりは身近に感じられる自転車競技といえるのではなかろうか.

ここ1箇月程の間に,長野県内で
中学生の重大自転車事故が2件も起きた.
 
1件目はこちら.
発生したのは8月7日,現場は当方の徒歩圏内である.
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この横断歩道を自転車で手前から前方へ渡ろうとした
女子中学生が,画面右後方から左折してきた10tトラックに轢かれ
哀れにも亡くなってしまったというもの.
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この画像は8月25日の撮影だが,
現在も供花供物が絶えない.
花入れには彼女の友達の追悼のメッセージが見られる.
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近くの歩道橋から現場を俯瞰してみる.
一説では,この歩道橋の階段が死角になって
トラックの運転手が自転車の中学生に
気付くのが遅れたとも言われるが,
この線形では半分曲がった所に横断歩道があるので
彼女の自転車がトラックの左折中に進入したとは考えにくく,
やはりこの運転手の過失度が高いと言えるだろう.
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この交差点には,自転車にとってもう1つ
非常に困る問題点があるが,
それはいずれ改めて追及したい.
 
もう1件は9月3日,松本市内で
緩い坂を下って来た男子中学生が
交差点の「一時停止」標識を冒進?して
左方向から来たトラックと衝突,頭の骨を折ったというもの.
 
詳細はこちらのTVニュース映像をご覧願いたい.
 
(上記映像は既に削除されてか,閲覧できなくなっております.ご了承下さい)
 
こちらの事故の場合は,明らかに
男子中学生の過失度合いが高い.
前方で交差する道路の交通量は多くないので,
おそらくいつものように一時停止を冒進したとも考えられる.
 
この2件の事故に関連して,9月4日18時32分頃から
上記のTV局「報道ゲンバ」でこの問題が放映されたが,
自転車の安全教育のあり方についての追及は
やはり不十分な内容だった.
特に気になったのが,4日に放送された映像の中で
自転車で登校する生徒が皆,右側通行だったことである.
自転車で右側通行はなぜ危険か,
なぜ自転車は本来左側通行と定められているのか,
生徒達に記述式で解答させてみたい心境である.
実際にそうしなければ,大人や先輩達がどうであっても
自分達からは正しく左側を走ろうという意識は
育たないだろう.
 
勿論,片側だけ必要以上に広い歩道を作って
自転車を右側通行させて違反を助長する?欠陥構造の
道路にも大いに問題があるのだが.
 
もう1つ,2年前に仕事で入った,ある中学校の中に
こんな掲示が見られた.
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「闇チャリ」とは何の意味か?
無許可のモグリ自転車登校か?
それとも字の如く,ノーライトの意味なのか?
実際のところはこの学校の生徒に聞いてみないと分からないが.
 
ところで,ニュース映像によれば,この2件の事故の自転車は
いずれも実用系の低性能自転車(或いは5段ギヤ付)だったようである.
 
多段ギヤ装備のスポーツ系はスピードを出しやすいから危険と称して
禁止している学校は今でも少なくないらしいが,
低性能なら安全という保証はどこにも無いことは明白である.
 
所謂“ママチャリ”の類でだらけた乗り方をしている中学・高校生連中を
見るにつけ,一発カルチャーショックをぶちかます革命的自転車指導に
何とか協力できないものか,もどかしさはただ募る.

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