皆様こんにちは.
a383493242改めマイロネフでございます.

本日はまた引用ネタですが,今朝(12月25日・)の信濃毎日新聞25面の
特集記事で,
熊本県立八代農業高校泉分校マウンテンバイク部
が紹介されました.
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今回の記事の配信元は熊本日日新聞です.記事によりますと,この
マウンテンバイク部の創部は2003年.部員3名で発足し,
現在の部員数は14名.
中に熊本市内の自宅から片道約40kmもの距離を往復4時間かけて
(風雨ニモ負ケズ?)自転車通学をしている生徒もいるといいます.

40kmといえばR18で当てはめると長野市中御所―上田市大屋間,R19なら
山清路―長野市岡田町間に相当する距離ですから,これ自体をトレーニング
一環と考えるとしても,誰もがそう容易に実行できる事ではありませんね.

以前から,中山間地の振興に学校でこういう部活動があるといいなと
思っていましたが,本当に実在するとは驚きでもあり,「自転車」
ファンとしては羨ましくも喜ばしい限りです.
何といっても,学校の林業実習林を活用しているところがいい.

1990年代前半にMTBがブームになった頃,長野県内のあるリゾート地で
開催されたMTBの大会を複数回見に行ったことがありますが,いずれも
地元住民には全く関心を持たれず関係者だけで“浮き上がっていた”印象が
今でもあり,その後大抵が尻切れになったのは残念でもあります.
新潟県新井市の大会等もその典型と言っては言い過ぎでしょうか.

やはり当時の人気を安易に増収に利用しようとして失敗した日本の自転車
業界全体の責任は軽くないと思いますし,オリンピックの正式種目であり
ながら日本勢の不振はこれまた残念なことです.
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(この画像は3年前の記事の再掲で,場所は須坂市峰の原高原の中腹になります)
森林県の信州にこそ,学校の部活動を通じたMTBの振興が相応しい.
例えばA高校がカヌー部なら,B高校ではMTB部といった特色作りが
図られて大いに良いではないかと考えるものであります.