マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

カテゴリ: 楽器・音楽

こんばんは.マイロネフです.

1箇月程前,某ネットオークションにてこの❝♬パフパフ!❞
ラッパのホーンを入手することができました.
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約40~50年前には各地の自転車店でもよく出回っていた
ラッパの中でも代表的な商品,BUGLE MODEL,No・9
ですが
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この形でラッパ本体のゴールドメッキは極めて珍しいです.
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これとよく似たホーンが以前,ある宴会用品売り場で
❝おさわぎラッパ❞と称して販売されていたことがありますが,
これは“CONDOR”の刻印も付いた間違いない本物です.
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落札価格に送料,振込手数料を加えた¥総額は,この
商品の製造販売当時の価格の約7倍にはなったかと思い
ますが,何分製造・販売元が消滅して30年近くなります
ので,まあやむを得ないと入札に踏み切った次第です.
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パッケージの中に,当時の製品の一覧と使い方の
提案をプリントした紙が入っていました.

そこでこれを,COLNAGO・Arteに装着して❝♬パフパフ!❞
を復活させてみました.
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ベルとホーンが同系の色になったので,見た目も楽しめます.DSCF8786
これも50年以上前からあるBBC №・7の強力ベルを2~3発
打って,その余韻が鳴っている間に「♬パフ!」を吹いて,
横からの不意な飛び出しや夜間のノーライト逆走に❝二重奏❞を
かましてやろうと考えた次第.しかし市街地で鳴らすのは
やはりちょっと気が引けますが,山間地のひと気のない所
で野生動物を退散させるには効果が期待できそうです.

何か童心に返る装備にもなりますね.
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約50年前にこういう自転車で,大町・北安曇地区を含む
長野県の北東部を思う存分走り回ってみたかった・・・・・・・
と,還らぬ我が若き良き時代を振り返って嘆いても詮無い
だけにはなりますが.
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2023年 9月24日()15時44分頃,長野市安茂里の
犀川堤防から望んだ横手山&笠岳の方角です.
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時間と体力があるなら,私もCOLNAGO・Arteに乗って
またこの渋峠へ登ってみたかった.
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安茂里地区で私の知るヒガンバナのspot.
今年は猛暑が長引いた所為か,この花の開花が
幾分遅れ気味の傾向にあるようです.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.
走行データは,今回はランダムな短距離のため省きます.
何卒ご了承を.

こんばんは.マイロネフです.

今回の私の❝思い出のメロディ❞は1970年代前半,
私の中学生時代のTVドラマのテーマ曲を
取り上げたいと存じます.1曲めはこれ.

1971~’72年にNHK総合で放送された
「天下御免」のテーマ曲です.

平賀源内を主人公とする時代劇ですが,当時の世相の
パロディとギャグめいた要素を盛り込んだ,とにかく
それとしてこれ程型破り,奇想天外な作品は私の知り
得る限りでは空前絶後です.

主な配役

平賀源内;山口崇  
小野右京之介;林隆三
杉田玄白;坂本九  
       稲葉小僧;津坂匡章(改め秋野大作)
紅;中野良子    
田沼意次;中谷昇  

この当時はVTRが貴重品であったため,この番組の
録画は上書きに次ぐ上書きで❝本家❞のNHKアーカイブス
にもオリジナルの映像は殆ど現存していないといいます.

そのため上記のテーマ曲も音源の問題からか,音質が
イマイチなのが残念ですが,思わず上半身が躍りたく
なる元気一杯の曲です.

この番組は私も大のファンだったのですが,同時期に
放送が始まった「太陽に吠えろ」とバッティングする
 ため,亡弟とチャンネル争いの元になったものでした.


このドラマの主題歌,挿入歌はこちら.

「船出の歌」は,しまなみ海道をサイクリングで
走る時にもまさにピッタリな歌です.そこで歌詞を
改めて書き出してみましょう.

1.船出だぞ 船出だぞ この浦船に帆を上げて
  自由の風を捕まえろ 天 天 天下の御免丸
風々 風々 風はおいらが起こすんだ 
  俺たちみんなが風なんだ エイエイコーラの
エイコーラ             

2.東に 南に 西にも北にも吹きまくれ   
トンナンシャーペイ 吹き飛ばせ   
天 天 天下の御免丸            
風々 風々 どこへ行くのも風まかせ  
自由の風よ 吹きまくれ        
         シュラシュラシュララのシュラシュシュシュ
 🔁あ~ 我らが 天 天 天下の御免丸
その名も高し オンボロの    
天 天 天下の御免丸     
  御免丸・・・・・・・           

この歌を声も高らかに歌いながら,しまなみ海道を
自転車で走ってみたいものです.

2曲めはこれ.

1972年放送のTVドラマ映画「パパと呼ばないで」の
テーマSONG「♪に じ」
(=たか たかし作詞/羽根田武邦作曲,貝がら・歌)です.


主な配役

安武右京;石立鉄男 
橋本千春;杉田かおる
井上精太郎;大坂志郎
   妻・時枝;三崎千恵子   
   長女・園子;松尾嘉代    
   次女・和子;有吉ひとみ
長男・昇;小林文彦  

主演の石立鉄男の個性が実に強力でしたね.
これもなかなかの傑作でした.

このテーマSONGも,朝の爽快な空気の中を
 サイクリングで走る時にはピッタリな曲です.


それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

こんばんは.マイロネフです.

暑さにかまけてYou Tubeの動画をあれこれ探っていると
私の小学校入学前後の実に懐かしいTV番組の主題歌で
こんな軽快な❝股旅SONG❞が出てきました.

「♪『てなもんや三度笠』のテーマ」
(=1962年香川登志緒作詞/林伊佐緒作曲,藤田まこと・歌)です.

この曲の作曲者が林伊佐緒さんだったと知ったのは
ずっと後年になってからの事です.そう言われてみれば
同じ林伊佐緒さんの歌った「♪麗人草の唄」「♪ダンス
パーティの夜」等の歌と曲の雰囲気がかなり似通った
印象を受けます.

この番組に登場したクレイジーキャッツ,てんぷく
トリオ等の出演者もまた,今日から見ても実に豪華な
顔ぶれでした(当時6~8歳前後では余りその辺までの詳しい事は
よく分かりませんでしたが)



この当時のTV番組としては「お笑い三人組」
「私の秘密」等も懐かしいですね.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

では「山の日」に因みまして前段に続き,山登りや
自転車のヒルクライムにこれは如何ですかと思う曲を
もう2~3曲ご紹介したいと存じます.先ずはこれ.

李香蘭こと山口淑子さんの歌で「♪サヨンの歌」
(=1943年西條八十作詞/古賀政男作曲)です.

この曲を最初に聴いたのは1977年頃になって
TBS系でしたか,ラジオ番組「にっぽんの心・
古賀メロディのすべて」で,当時の松竹・台湾総督府・
満州映画協会の提携で制作されたという映画
「サヨンの鐘」の主題歌です.私の所有する復刻CDの
付録の解説によると,物語は台湾の先住民族の娘・
サヨンが,応召する恋人の荷物を背負ってついて行く
途中,丸木橋から転落して若い生命を失ったという悲劇で
これが渡辺はま子さんの「♪サヨンの鐘」という流行歌で
ヒットしたことから映画化されたというものです.


1番と2番,3番と4番の間の
力強い間奏も聴きどころと言えそうです.

上の動画の音声では歌詞が聴き取り辛い部分があり
ますので,以下に歌詞をご紹介したいと存じます.

 1.花を摘み摘み 山から山を      
歌いくらして 夜露にぬれる  
わたしゃ気ままな 蕃社の娘  
親は雲やら 霧じゃやら    
ハイホー ハイホー      

2.谷のながれが 化粧の鏡      
森の小枝が みどりの櫛よ   
わたしゃ朗らか 蕃社の娘   
花の冠で ひと踊り      
ハイホー ハイホー      

3.月の夜更けの 杵唄きいて     
なぜに涙よ ほろほろ落ちる  
わたしゃ年ごろ 蕃社の娘   
深山そだちの 紅い花     
ハイホー ハイホー      


4.紅の檜に 黒髪寄せて       
とおく眺める 浮世の灯り   
     啼くな 可恋鳥(カレン)お前が啼けば  
山の蕃社に 霧がくる     
ハイホー ハイホー      
  
上の動画冒頭のレコードのレーベルが
「コロムビア」でなく「ニッチク」となっています.
これは1943年当時の敵性語排除運動によって
改称させられたものと思われます.

続きましては,皆様どなたも耳に覚えの
ミュージカル映画「サウンド・オヴ・ミュージック」
の劇中歌「♪ひとりぼっちの羊飼い」です.
人形劇の場面で歌われていますね.

3曲目は,藤山一郎さんの初期の代表曲
「♪キャンプ小唄」
(=1931年島田芳文作詞/古賀政男作曲)です.
この曲を最初に知ったのは,1976年に買い求めた
 藤山一郎さんのステレオLPアルバムからでした.

山歩きにも,山岳サイクリングにもこれらの曲は
私自身にとってはピッタリな雰囲気を持っている
ように思います.

当方としてはいろいろな事情から,かつてのような
山登りもそれに準ずるサイクリングも困難になって
おりますが,TVの❝登山もの❞の番組でも観ながら
せめてその気分だけでも・・・・・・というところです.

ところで,台風7号が週明けに最悪の経路で
上陸する予報が出てきましたね.せっかくの
盆休暇の予定を台無しにされるのもさること
ながら,農産物,特に果樹への被害が気懸り
になりますね.

それでは,また.

 猛暑お見舞い申し上げます.

7月11日の「山の日」に因み,私の少年期
以来の❝思い出のメロディ❞から,これから
登るぞと気合を入れるのに相応しい(!?)
この曲から.

伊藤久男さん(1910ー1983)の歌で,
「イヨマンテの夜」
(=1949年菊田一夫作詞/古関裕而作曲)です.

この曲が流行した頃,のど自慢でも盛んに
歌われたといわれます.

次のYouTube動画で,伊藤久男さんご自身が
熱唱しています.

これは1975年にNHK総合TVで放送された
「ビッグショー・古関裕而の巻」の後半で1950年
から'64年までNHKラジオで放送の「今週の明星」
を再現した場面で,指揮も作曲者の古関裕而さん自身
が務めています.この曲の次に二葉あき子さんが
「♪フランチェスカの鐘」,岡本敦郎さんが「♪高原列車は
行く」を歌いました.

2番の歌詞で「可愛いメノコよ」の所を何故か1番と
同じく「踊ろうメノコよ」と歌われてしまっています.

これはYou TubeにUPされている,他の懐メロ歌謡番組で
歌われたこの曲でも,やはり同様に違えて歌われている
のが残念です.しかしこの伊藤久男さんの「ベルカント
唱法」と称される,まさに豪放磊落な歌い方は他の追随
を許さないと言っても過言でない程です.

これから登山道へ入る時,また自転車のヒルクライムで
レースでないツーリングペースで峠に向かって登り始める
時(私自身としては)まさにピッタリな曲だと思います.

続いてはこの歌.

この曲も作詞・作曲者は同じ菊田一夫・古関裕而の
 コンビで,織井茂子さんがパワフルに歌っています.

「登山」に因む曲としては他にもありますが
続きはまた改めて.

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