マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2020年07月

こんばんは.マイロネフです.

海の日,体育の日改めスポーツの日,それに週末まで続く4連休
ですが,悪天候続きに新型肺炎ウイルスの再度の感染拡大などで
サイクリングに出かける気にもなれません.

せめて耕作放棄地化しかけている当方の猫の額ほどの所有地の草刈り
でもと,車で出かけるついでに海抜が数百m高い所まで回ってみました.
本来ならCOLNAGO・Arteにでも乗って行きたい所でしたが,以前ほど
気軽に登れる体力も気力も無くなりまして・・・・・・・.

先ずはこの花.
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カワラナデシコです.
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ここは私の小中学校時代,通学路に利用していた道路沿いで,
当時から見慣れていた自生spotなのですが,気が付いて見たら
全般に見られる場所はかなり少なくなっていて,絶滅危惧種化
しつつあります.

続いてはこの花.今年は諸事情により天然自生のユリやニッコウ
キスゲ等を見に行くことができないので,その代わりに・・・・・・・.
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ヤブカンゾウです.
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田の畦や土手等を真夏らしく彩りますが,名称のとおり
茂った草藪の中でもよく花を着けます.新芽は山菜として
結構イケる味と食感です.

それからこの蔓物.半分白くなった葉が目印です.
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マタタビです.
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成長途上の果実を比較的手近な所で撮影できました.

完熟した果実はオレンジ色で甘ガキかバナナのような甘味と
ややクセのある臭みがありますが,未熟の果実はトウガラシ
のような辛味があり,胸やけを起こすことがあります.
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虫コブ(虫えい果)となった果実もあります.
木天蓼(もくてんりょう)の生薬名で知られます.

せっかくの地元の資源ですから,何とか活用できる
方策が無いものかと思わずにいられなくなります.

今日(2020年 7月23日)の明るい話題といえば,何と
言っても箱根登山鉄道の全面復旧でしょう.昨年の台風
19号の豪雨で,大抵の場合なら廃線になってもおかしく
ない壊滅的な被害を受けながらも見事に復活を遂げた関係
各位の懸命の努力,沿線地域の協力に敬意を表し,心から
お慶びを申し上げたいと思います.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.今回もまた引用
ネタとなることをご了承願いたいと存じます.

今般(2020年 7月20日・),日本のスポーツ界でコーチや監督等の
暴力行為が罷り通っている実態を国際人権団体のヒューマン・ライツ・
ウォッチ(HRW)が告発する報告書を発表したということです.

https://www.cnn.co.jp/showbiz/35157078.html

さもありなんですね.学校の部活動のブラックさ加減もさること
ながら,専門の競技団体における闇の実態も,もっと明らかに
される必要があるでしょうね.

それ程までに追い込んでも世界で勝てない,勝てないからさらに
過酷な仕打ちがエスカレートしていくようでは,なおさら世界と
差は開く一方でしょう.勝てない原因は一体何がどこにあるのか,
その問題の本質を追求する必要があるのではないでしょうか.

教職員が顧問を務める学校の中の部活動には自ずと限界があります
から,専門の競技団体に期待が寄せられる訳ですが,そこでも度を
越したトレーニングが課せられたら人によっては救いが無くなります.

それにしても,全世界でなお留まるところを知らない新型コロナ
ウイルスの蔓延.このままでは1年後の東京オリンピックも開催は
無理とみる人が多くなっていますね.今度が生涯最後のチャンスと
練習に励んできた選手候補の皆さんの心情を思えば,まだ今の時点
でサジを投げて欲しくはないのですが・・・・・・・・・・・・・・.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

新型肺炎コロナウイルスの感染拡大が収まらない中,
観光業界の景気対策のための“Go Toキャンペーン”なる
旅行代金の割引補助政策が来たる2020年 7月22日から
開始されようとしておりますが,こういう状況下では
どう考えても無理があります.

我が長野県内でも,今日(2020年 7月17日・)は
新たに2人の感染者が出てしまいました.

目下の喫緊の課題は何としても感染拡大を阻止する事.

特に医療関係者へのより手厚い支援策が絶対必要な筈.
新型コロナウイルスに一生懸命対応していたら,経営が
悪化して青息吐息の医療機関が多くなっているとか.

全国各地で集団感染が続発したら,ちょっとやそっとの
景気対策など何の役にも立たなくなるばかりか,旅先の
地域の医療体制も崩壊しかねません.

以前,緊急事態宣言が出された頃,売れなくなった業務用の
高級食材の販売促進にその商品券をバラ撒こうとしたのと似た
ような軽薄な思い付きとしか思えないですね.

世界的にも感染拡大に歯止めがかからず,特効薬もワクチンも
早期にできる見込みが無い中,来年の東京オリンピックは1年
後全く同じ日程と会場で実施されると決まったものの,本当に
大丈夫なのか案じられます.

最近では若者の感染者が異常に多くなっているのはどういう
事なのか,何とも不可解な話ではあります.

さらに気の毒なのは,東京都民にして今回の“Go To~”を当て込んで
旅行の予約をしていたのに,またしてもの感染拡大で中止としても
キャンセル料の補償は一切されないという話.安くない金額をただ
取られっ放しで泣き寝入りするしかないとは何とも・・・・・・・ですね.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

この程,下記の質問・相談サイトにて,初めてのロードバイク
を知人から譲り受けたが,車道を走るのは怖い.しかしロード
バイクで歩道通行はあり得ぬ行為かという相談がありました.

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14228331864

この質問に対しては一部にかなり非難がましい回答が見られた
ため,何とか末永く安全に乗って欲しいと言う思いから,私の
経験上当面こうすればと考えつく提案を申しました.

この回答中でもう少し書き足りなかったこともありますので,
今後初めてロードバイクに乗りたいと思っている人のためにも
ここで補足しておきたいと思います.

①服装は当面の間,トレーニングウェアかそれに準ずる運動に
適した服装であれば自由です.但し,専用ヘルメット&グローブ
は安全のため必ず着用すること.レーパン(ピチパン)は高価な
ので,ある程度走り慣れてから購入を検討すれば良いでしょう.

②乗車前の点検事項として,ブレーキの作用,タイヤのエア圧,
各部分のガタつき,ネジの緩みなどの異常の有無を確認する.

エア圧は,通常ロードバイクのバルブはフレンチバルブを使用して
いますが,これには専用アダプターとエアゲージの付いたポンプが
必要で,慣れないとバルブ先端の細ネジを破損してチューブを交換
しなければならなくなるので要注意です.

③左側通行の徹底は言うまでもなし.不意な走路変更,一時停止義務
違反,それに右側逆走等が事故の原因になりやすい危険行為です.

また,前段でも触れていますが,歩行者の傍では徐行や,必要に
応じて一時停止すること.たとえ「被害者になっても加害者には
絶対にならない」心掛けが必要です.

④結論としては,前オーナーの購入先の専門ショップを訪問して点検
や整備をし直してもらうこと.この質問者さんの場合は前オーナー氏と
直接実車を見て譲り受けたのでまだ良いのですが,ネットオークション
の場合はそれこそ❝ババを掴まされる❞危険度が高いです.

安全に,自在にコントロールできるためにはそもそもその自転車自体が
自分の体格に適合するか否かが重要な問題になります.状態によっては
特に消耗部品の取替が必要になる場合もあります.いずれにせよ,専門
ショップに依頼する場合は当然¥費用負担が発生しますが,そこは安全
のため必要な経費ですから,店側とよく相談して事前に納得のゆく金額
の見積りを提示してもらうと良いでしょう.

折角関心を持ってロードバイク(私の言う❝特急自転車❞)に乗り始めた
皆さんを,私は大いに歓迎したいと思います.

ご安全に,そして御身を大切に.

こんばんは.マイロネフです.

今回もまた,You Tubeの引用ネタで
1つ問題を提起したいと存じます.

https://www.youtube.com/watch?v=WZhnAZJaRKc


所は京都府南部の木津川沿いのサイクリングコース.
UP主は,最初は自分のペースで行くつもりでいたところ,
思わぬ年配の猛者の出現につられて❝特急❞ペースになって
しまったという次第.

動画の風景では,コースは殆ど平坦.しかも適度に変化も
あり,単に見ている分には心地良さを感じる動画ですが,
注意して見るとかなり危険な印象を受ける箇所もあります.

最大の問題は,散歩やランニング中の人の傍でもスピードを
落としていない事.それで相手の不意な動きに対処できますか?

勿論,一般形自転車でサイクリングの親子の傍もお構いなし.
さらに,すれ違うサイクリストにも挨拶らしい挨拶はなし.

意外にあのような場所では救急車も呼びにくそう
ですので,何か事故が起きれば重大事になりかねません.

これを見て,自転車で車道(左側)を走っている時に
自動車の横暴な幅寄せ等で危険にさらされるのと比べれば
問題ではないという人もいますが,その事があのような
自転車の走り方を正当化する理由にはなりません.本当に
歩行者とぶつかれば,悪者にされるのは自転車の方です.

しかしサイクリストの立場としては,両者の軋轢を未然に防止する
ためには自転車道は自転車道らしく,基本的には歩行者の立入りを
排除した専用道であるのが望ましい訳です.そこへ行くと
ヨーロッパの自転車強豪国の自転車道はその点のけじめが
きちんとしているらしいのですが.

ところがこの動画を見ても,やって来るサイクリスト
(ローディ)はUP主を含めてもごく少数.特に若い世代
が極めて少ないのも小さくない問題です.

これを指してなのか,舛添前東京都知事は「スポーツ自転車の
愛用者は少数派だから,『自転車は歩道』の施策は変えない」
と発言していたと記憶しておりますが,これはやはり自転車の
スポーツに対する差別と言わざるを得ないと思っております.

これは前段のジュニア向け❝特急自転車❞の問題にもつながりますが,
現在ではスポーツ自転車とサイクリングの愛好者には世代間の断絶が
顕著になっているように思います.

こういう状況下なればこそ,次世代のサイクリストを育成する努力が
我々を含む❝旧世代サイクリスト❞に求められていると申せましょう.

少なくともコースの地元に迷惑だけはかけないよう,
「また来いよ」と笑顔で見送られるサイクリストになりたいものです.

また,何ともとりとめのない話になってしまいましたが,
今後ともこの種の問題には努めて積極的に発言して参ります.

それではまた.

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