マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2020年05月

こんばんは.マイロネフです.

昨日(2020年 5月29日・)15時35分頃の事,回送中の
横浜市営バスの左側面に不意に逆走して来た自転車が接触,
転倒し,自転車の乗り手の男性が頭を強打し重傷となる
事故が発生しました.

https://news.yahoo.co.jp/articles/0632e03c541615d3d10199cebb241f66b2a34a76

私が推定しますに,この事故は「自転車通行可歩行者優先」の
歩道を男性が自転車で右側通行をしていたところ何らかの理由(例えば
歩行者がいた)で不意に車道へ出て逆走する形になり,やって来たバス
の左側面に接触したのが原因と考えられます.

自転車の右側逆走は本来,完全にルール違反なのですが
「自転車通行可(歩行者優先)」の歩道で左右いずれの
方向にも進行できる,
(以前から当ブログで度々指摘しておりますが)
この法令上の重大な矛盾,不備欠陥によって
誘発された事故と言わざるを得ません.

上記URLのコメント欄では当然,バス運転手に同情的な
書き込みが多いですが,例によって「自転車も免許制を
導入せよ」という主張も散見されます.

しかしそういう人々に,「貴方は本来の正しい自転車の
ルールをどこまで理解し実践していますか」と問いたい.

現実には片側にだけ異常に広過ぎる歩道を設け
標識1本で自転車を両方向に通行させるように
なっていたりする所がある.これでは自転車の
右側通行のルール違反を助長するのは当然です.

日々,運転席からも走る自転車を観察していますと
自転車は歩道の右側通行が正しいと信じている(?)
人が驚く程多い.特に歩道で右側走行をしていて前方に
歩行者がいたので,この事故の当事者と同様,不意に
車道へ出て逆走と言う場面にもしばしば遭遇します.

とにかく自転車の右側通行,これ程危険で迷惑な
ものはありません.それを助長する道路の構造と
法令の矛盾にも実に困ったものです.一貫性の無い
ルールなど誰も信用する筈がないのです.

それでは今晩も時間ですのでこの辺で.

こんばんは.マイロネフです.

今般の新型コロナウイルスの蔓延で,世界的に
自動車の販売実績が落ち込んでいるといいますが,
日本国内でもそれ以前から新車販売実績が伸び悩む
傾向が見られるらしいですね.

それが証拠にか,当地長野でも日本を代表する自動車
メーカーの代理店の一部に市街地中心部から撤退する
動きが見られたようです.
DSCF0710
この販売拠点が閉鎖されたのに気付いたのはつい数日前です.
我が家の車のメーカーと異なるので全く知りませんでしたが.
DSCF0711
玄関のガラス戸には,郊外店への移転統合を
告知する張り紙が内側から貼られています.
DSCF0712
ここには長野地区における同社の筆頭の営業拠点がありました.
しかし近接するライバル社との競合もあってか,今年の春に
撤退,隣接店その他へ移転,分散するようにしたようです.
(申し訳ないですが正確な事情の告知の記録を失念しました)

因みにこの地点は旧R18の高崎市(高崎駅より
南の三叉路)起点で120kmの地点になります.

二輪界ではかなり以前から,高校の所謂“3ない運動”などに
よる若年世代の二輪離れなどから販売実績が激減し,閉店,
廃業した二輪店も目立っておりますが,マイカー依存度の高い
長野地区では目立った四輪の減少は実感しにくい所でした.

しかし実際にこうなった状況を見ると,車離れは事実なのかなと
いう印象を受けます.緊急事態宣言が長野県では解除され,郊外の
幹線道路は朝夕の通勤時間帯では以前と変わらない混雑,渋滞が
見られるようになりましたが.

自動車の販売実績が低下したのは総人口自体の減少による影響も
あるのでしょうね.当方のポタリング圏内では自動車教習所の
1つがかなり以前に閉校して跡地はスーパーマーケットになって
いますし,私がかつて通った教習所も学生の春休み時期でさえ,
最近は教習生の姿がかなり減り,場内で動いている教習車の数も
僅かになっているように見受けられました.

それにしても従来の基幹産業で雇用を維持するためにと,従来に
増して自動車の販売促進にテコ入れして良いものか,甚だ疑問を
感じます.自動車の数と子どもの数は反比例した印象がありますし,
どこからどこまでも自動車に依存する交通政策,経済政策が環境
対策上は決して良いとは思えません.

少し前にも書いたかと思いますが,大量輸送でエネルギー効率に
優れた鉄道の特性が,こと感染症対策には裏目に出ていて,今後に
悪影響が広がらないか,最悪,廃線が出ないか大いに気懸かりです.

テレワーク,在宅作業が一層普及すれば,従来のような輸送力増強は
不要になってゆきますし,感染症対策に買い物も,PCR検査も,
さらには各公的手続きまでもドライブスルーが優遇される仕組みに
なると,車を持たない(持てない,或いは持ちたくない)人々には
ますます生活しにくくなると予想されます.

自然環境保護と生活環境の安全のため,若い世代の車離れが事実なら,
私は大いに歓迎すべき,かつ喜ばしい傾向と思っているところですが,
以前のような経済活動は復活させたい,しかしせっかく浄化した環境は
維持したい――物事はそうムシのいいようにはいかないものですね.

最近は曜日や時間帯によっては,中心市街地でもかなり走る車の台数が
少なくなりました.そこを狙って“特急自転車”で車道左側を力一杯走って
自転車の交通ルールの正常化をアピールしたいところです.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

ご高承の通り,今年の「夏の甲子園」も他の多くの競技
大会の例にもれず,中止のやむなきに追い込まれましたね.

まあ,案の定と言いますか,解決困難な問題があれもこれも
出て来る状況下では❝想定の範囲内❞と言うべきでしょうね.

私は前々から,数ある高校(ユース世代)のスポーツの中でも
野球だけが異常に優遇されることを苦々しく思っております.

中でも夏の甲子園出場が決まると,同窓会とか後援会とかが
出場経費の募金集めを行う事.これが実に腹立たしい.他の
種目でそういう例があるか,私は寡聞にして存じません.

高校野球の過熱ぶりに関しては9年程前,旧アカウントで
開設したこちらのブログで所感をUPしてあります.

https://blog.goo.ne.jp/a383493242/e/493ee39f4da58c4e32967714588d1586

中には「高校総体が中止だから高校野球も中止すべきだというのは
不当な同調圧力」と反発する意見も散見されますが,逆に私は野球
のために高校運営のあらゆる面で協力を要求される方が余程不当な
同調圧力と感じます.幸か不幸か(?)私の卒業した高校は甲子園
には全く無縁の状態でした.

「他の殆ど全てを投げ捨てて野球一筋に打ち込んできた高校球児が
気の毒」という巷の声もあります.しかし私はそれにも同情する気
には全くなれません.「誰のためにそこまで野球を続けてきたのか」
と言いたくなりますね.

「センバツ」の21世紀枠なるものにしてもそうです.コーチも,練習
施設(場所)も,資金面での応援も何もかもが足りない,その中で世界を
目指して少数派(マイナー)種目に取り組む生徒はどうなのかという
問題もあります.私はそちらの方を強く応援したいです.

世界のどの競技にも,それぞれに栄光の歴史と伝統はあるものです.
それが新聞社や放送局の商業主義に適うか否かで,一方は厚遇され,
もう一方は少数派なるがゆえに差別的に冷や飯を食わされる.そこに
我慢がならないものを感じる訳です.高校野球の応援など,国民の
義務ではありません.

今回の中止決定で,最も残念がっているのは
あの放送局かもしれませんね.

それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

最近,以下のサイトから,歩道上の自転車通行に
関する交通トラブルの問題が提起されました.

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200513-00231340-lettucec-life

夫婦で歩道を歩いている時,自転車が近づいても
「歩道は歩行者のものだから」と譲らないので気になる
という女性からのお悩み相談です.この女性の夫は
要するに「曲がったことは大嫌い」というタイプ
らしいのですね.

同様な経験は私も数年前に都内で経験しました.

http://maironef.livedoor.blog/archives/18956888.html


この質問者の女性の夫の言い分も,基本的
には間違っていないと私は感じます.

元はと言えば,世界の新しい自転車の実情を何も知ろう
とする気も無しに未だに「自転車は歩道」のスキームを
頑として改めない硬直的,杜撰,おざなり,支離滅裂,
そして無責任この上ない自転車政策に根本の
原因があります.

要するに,自転車そのものの貧困な発想から脱却する
ことがどうしてもできないままで,自転車は弱者――
要するに車道上の邪魔モノだから歩行者と一緒で構わ
ないと当局が考えている,ここに最大の問題があると
言って良いと思います.

全国的に,主に自転車に賠償責任保険の加入を義務
付ける自治体が多くなっています.勿論,保険の
必要性を否定はしません.しかし保険を義務づけた
だけで自転車そのものが安全になる訳ではありません.

「自転車は歩道の車道寄りを通れ」と言うなら,歩道
のその部分を削って車道と同一仕様とした自転車専用
レーンの整備を進めるべきです.当然,自転車同士の
事故防止のため右側逆走は排されねばなりません.

そして車道の自転車専用レーンはこれを並べれば
まず安全です.
DSCF0200
DSCF0194
ところで皆様もご高承の通り,最近,
Uber Eatsの配達員が自転車で首都高速道路を
❝爆走❞する事件がありました.

新型コロナウイルスの蔓延による非常事態宣言
の影響でこれを利活用する飲食業者が増加し,
また,オリンピックの或るフェンシング選手も
始めるなどで話題にもなっておりますが,反面
配達する商品の性質上,以前から数多くの問題点も
指摘されているのはご高承の通りです.

それはひとまず措くとして,旧来の自転車に対する
発想を打破し,地域間交通の中で自転車の機能をどう
活用するのか,筋の通った施策が求められます.

今日の夕刻も長野駅の近くで,一応自転車通行可(歩行者優先)となっている
歩道を右側逆走する複数の“特急自転車”がいましたが,ママチャリの類と同様な
使い方しかできないなら,特急自転車に乗るのはやめてもらいたいですね.

今のところ,車道は以前よりかなり空いていますから,後方の安全を十分確認
しつつ車道左側を堂々と,機敏に走るトレーニングを積んで欲しいものです.

それではまた.

【追記】

同様な交通トラブルの実例が,本日(2020年 5月
18日・)午前,下記のURLでも配信されました.

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00011225-bengocom-life

https://news.livedoor.com/topics/detail/18276176

これもやはり狭い歩道上での電動アシストママチャリと歩行者との
トラブルですが,住宅街の裏の狭い路地道やMTBフリークの好む
シングルトラックのような所でも大いに起こり得ます.


「たとえ被害者になっても
加害者には絶対にならない」
事を常に意識して自転車
を愛用したいものです.

こんばんは.マイロネフです.

今朝(2020年 5月15日・)起き抜けに,当方の
自室の外からウグイスの声がしました.

窓の外を見れば,近隣の住宅のTVアンテナの
上で
ウグイスが囀っているのが見えまして,
慌ててコンデジを
用意して,どうにか撮影に
成功しました.
(画像を2段階でクリックすると分かりやすくなります)
DSCF0697
徒歩圏内の神社の境内,或いは近郷の里山の林などで
声はすれども姿を見るのはなかなか難しい小鳥です.

ヒバリなら,平坦地の主にムギなどの農地の上で
文字通り「ピーチクパーチク」という表現に近い
「ピーチュクチュクチュク・・・・・・・・・・」と歌い続けて
いたかと思うと突然,地上の獲物を目がけて急降下する
姿をサイクリング中などでよく目にすることはありますが.

あの「ピキピキピキキキョキキョキキョキッキョキッキョ・・・」
という「谷渡り」を,鶯谷駅の❝発車ベル❞に採り入れたら面白い
かもと思うのは,私だけでしょうか.

因みに我が家では,もう暫く経つと近所の電線の上などで
カッコウが早朝に啼くこともあります.また「ジューイ ジューイ」
と啼くオナガの姿も当方の徒歩圏内で見かけた経験があり,
民家の屋根より高い木立があればそこに巣を作っている
可能性があるので,両者の過酷な生存競争が
想像される訳です.

ついでに見頃となった我が家のツツジの類もどうぞ.
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現在開花中のツツジは3種類です.
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この小輪のツツジの雄しべは5本,大輪の方は10本です.
こちらは真っ赤に近い品種です.
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DSCF0709
このツツジはこのところの日照りの影響が出てしまいました.

では今回はこの辺で.

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