皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.
さて,消費税の税率の8%引上げが目前となり,
1度買ったらその後当分買わずに済む商品の買い込みが
活発になっているようですね.
今日も仕事の帰りがけに,スーパーからトイレットペーパーを
まとめ買いして帰る途中の人を見かけましたが,
何だか40年前の第一次石油危機の際の混乱を
彷彿させる光景でした.
確かに,¥10万,¥100万単位の契約となると
計算上は前者は¥5,000円から¥8,000円,
後者なら¥5万円が¥8万円の負担増となる訳で,
出来るなら今のうちという心理も尤も.
例えば完成車価格で
税抜き¥12万の軽量・高機能スポーツ自転車の消費税が
従来の¥6,000円が¥9,600円となれば
差額は決して小さくありません.
しかし原資の用意が出来なければ何も始まらないのですから,
現時点で使えるものはなるべく買い替えを先送りしたい,
その方が経済的という場合もあるでしょう.
無駄になる可能性の高いものを買い急いで
必ずしもそれ程メリットがあるとも思えませんから.
それでなくてもドル高,ユーロ高で
物価は上がっています.
そこへこの消費税率改定.
果たして安倍総理の目論見どおりの
デフレ脱却,財政再建への足がかりになるものか,
疑問に感じる人も多いのではないでしょうか.
ともかく何によらず必要性の見極めが大事になりますね.