マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2014年03月

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.
 
さて,消費税の税率の8%引上げが目前となり,
1度買ったらその後当分買わずに済む商品の買い込みが
活発になっているようですね.
 
今日も仕事の帰りがけに,スーパーからトイレットペーパーを
まとめ買いして帰る途中の人を見かけましたが,
何だか40年前の第一次石油危機の際の混乱を
彷彿させる光景でした.
 
確かに,¥10万,¥100万単位の契約となると
計算上は前者は¥5,000円から¥8,000円,
後者なら¥5万円が¥8万円の負担増となる訳で,
出来るなら今のうちという心理も尤も.
 
例えば完成車価格で
税抜き¥12万の軽量・高機能スポーツ自転車の消費税が
従来の¥6,000円が¥9,600円となれば
差額は決して小さくありません.
 
しかし原資の用意が出来なければ何も始まらないのですから,
現時点で使えるものはなるべく買い替えを先送りしたい,
その方が経済的という場合もあるでしょう.
無駄になる可能性の高いものを買い急いで
必ずしもそれ程メリットがあるとも思えませんから.
 
それでなくてもドル高,ユーロ高で
物価は上がっています.
そこへこの消費税率改定.
果たして安倍総理の目論見どおりの
デフレ脱却,財政再建への足がかりになるものか,
疑問に感じる人も多いのではないでしょうか.
 
ともかく何によらず必要性の見極めが大事になりますね.
 
 
 
 
 

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.
 
さて,我が愛車,
COLNAGO・Arte105は
お陰様で購入5周年,積算走行キロは8,250km越えました.
 
タイヤは2回更新しましたが,
現在使っているこのタイヤは
どうも耐久性に難があるようです.
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 このタイヤは昨年春に更新したばかりです.
 
 
ところが1年経つか経たないかの内に
表面の傷みが目立ち始めました.
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これは前輪に使っていた方です.
 
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こちらは後輪に使っていた方.
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後輪用としては,摩耗の程度は妥当というところでしょうが,
以前に使用していたタイヤと比べると
明らかに耐久性に問題があります.
価格(1本¥2,835円)なりと言われれば
それまでかも分かりませんが,
1年でこれではどうも納得できません.
保管場所は,完成車として
直射日光と高温は避けるようにしていました.
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タイ製だからというわけでもないでしょうが.
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一応これが製造番号ということでしょう.
 
ともかく品質に問題がありそうで,
購入先の専門ショップでも複数の苦情が寄せられていて
対応に苦慮していると聞きました.
 
もう一つ困った問題としては,
同じ店内の掲示によると,
SHIMANOの完組ホィール等の製品の価格が
5月から約30%もの大幅値上げ!
現在は主にマレーシアで生産しているらしいのですが,
ドル高になってそんなにコスト高になったのかと,驚きです.
CAMPAGNOLOもユーロ高で値上げと伝えられていますし,
当然,完成車価格に影響します.
 
そうなると,これから本格的に「自転車」始めたい
ジュニアやユース世代の家庭にとってはどっと重い負担になり
自転車レースの底辺拡大に大きな障害になるのは間違いありません.
 
勿論,アダルト世代にとっても事情は同じで
今後は中級者以上向けの優等スポーツ自転車の
販売実績は,かなり伸び悩むのではないかと
予想されるものであります.

皆様こんばんは.
a383493242改めマイロネフでございます.
 
ようやく北信濃にも“輪春”の到来です.
このところ更新が途絶えがちでご高覧の延べ人数も伸び悩んでおりますが,
今回は,今から丁度30年前,
私が初めて購入使用したロードバイク
(私の言う『特急自転車』)を
ご紹介したいと存じます.
(今回の画像は全て当時のカラープリント写真をコンデジで又写ししたものです)
イメージ 1
これは,私が現在も取引を続けている長野市内の
専門ショップのオリジナルモデルです.
撮影日は1984年4月初め頃,
撮影地点は(松代)地蔵峠の近くです.
 
フレームの材質は勿論Cr-Mo,
ホィールはチューブラーで,
シクロクロス用に近い太めのタイヤを採用しました.
イメージ 2
この画像ではどうも分かりにくくて恐縮ですが,
走り装置には当時流行したエアロデザインのSHIMANO・AX
(当自転車にはDURAーACEより格下で低価格の製品)を
採用しました.
ペダルはDD(ダイナ・ドライブ)ペダルです.
このペダルは踏面を回転軸より下げることで
踏み込み効率を向上させるという理論だったようですが,
着脱にはヘッド回しのような大口径の専用工具を必要とする
特殊な構造であったため,一般化するに至らず今日に至りました.
 
これらの部品類は,9年後の買い替えの際処分してしまったようで,
現在は残念ながら手元に残っておりません.
 
フロントハブにはバッテリーランプの固定装置
「やじろべえ」を装着しておりますが,
脱落防止構造となっている
現在のフロントフォークには使えません.
 
この日(日付は失念しましたが),この(松代)地蔵峠を越えて
当時の小県郡真田町,同郡東部町方面へ初の本格的な
日帰りサイクリングに運用しました.
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これは1972年2月19日限りで廃止となった
上田交通(現・上田電鉄)真田・傍陽線の
一方の終点・旧傍陽(そえひ駅舎です.
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開業は1928(昭和3)年5月1日で,
開通当時の駅舎に1953(昭和28)年増改築が施工されたということです.
 
参考ソース:
唐沢昌弘・金子万平編集「なつかしの上田丸子電鉄」
1987年銀河書房発行
 
この旧駅舎にはその後もサイクリングで来た時は
休憩に利用させてもらったことがありますが,
2000年代に入って,管理上の理由から
解体,撤去されてしまっています.
 
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こちらは旧小県(ちいさがた)郡東部町(現・東御〈とうみ〉市)の
旧北国街道滋野附近にある力士・雷電為右衛門の記念碑です.
 
とにかく当時としては超軽量の,この特急自転車は,
私のサイクリングに著しい変化を及ぼしました.
それまでは1泊2日か一部輪行となる行路も
日帰りが可能となりましたので,
安全な日帰りサイクリングの限界の追求という
新たな目標に“開眼”する結果にもなりました.
 
ただ,荷物をデイパック1個に全部背負うのも
身体に負担がかかりますから,
この年にランドナーもCr-Moのフレームに更新し,
荷物をフロントバッグ収納でペダルの踏み込みの重さに耐えるか,
肩と背中にかかる重さよりペダリングの軽さを採るかの
比較を重ねるサイクリングが,MTBを初購入する
1991年まで続きました.
 

さて,次の段へ続けます.
 
R19・犬戻トンネルの対岸のトンネルがこちら.
花上(はなかみ)トンネルです.
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こちらは七二会(なにあい)飯森方の坑口.
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こちらは両郡橋(りょうぐんばし)・長野市街方の坑口.
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長野市道なので犬戻トンネルよりはスケールは小さいですが,
自転車にはR19の犬戻トンネルより断然安心できる路線です.
 
ここから対岸の,小田切ダム建設前のR19に相当する道筋を眺めます.
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この画像をZOOM UPしてみましょう.
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これはPCに取り込んだ画像をトリミングしてUPしましたが,
当時の道幅が何とかこれで分かりそうです.
バス1台は通れる幅員だったようです.
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水中に浸りっ放しなので,護岸の石垣も
内部から穴が開いたように崩壊しています.
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上に見えるトンネルは,旧R19の双子トンネル(親子トンネルとも通称された)の
長い方のトンネルの長野方の坑口です.
沢の排水路の作りが,戦前までの建築としては立派なものです.
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ここから下流側は上から埋められています.
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小田切ダムの全開中の水門を上流側から.
 
このダムの建設以前の道路の姿を知らない世代としては,
その昔はこうだったのかと推定される
実に貴重な機会でした.
 
工期は本年3月31日までとのことですので,
一度,お早目にご覧になってみては如何かと存じます.
 
それでは,今回はこれにて結びと致します.
 
     全走行距離:28.60km
 
     実走行Time:2時間03分01秒
 
     平均時速:13.9km/h
 
     積算走行距離:8249.0km
 
 
 

今日は大震災忌.
 
仕事先の,工事中の小学校には
半旗が掲げられていました.
 
さて,水門全開中の小田切ダムの上流から
往古の犀川の姿を探るブログ記事の
3段目なります.
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やはり何なのか分からない構造物です.
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対岸に見える道路は旧R19で,
犬戻トンネル開通後,封鎖されております.
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旧R19の双子トンネル(親子トンネルとも呼ばれた)の
短い方のトンネルの坑口が見えます.
 
そして通常の水位の下に,上のトンネル開通以前の道路と
思われる部分が見えてきます.
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こちらも護岸がかなり崩壊していますが・・・・・・・・w. 
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ここに,どうやら橋が架かっていたようです.
(いや,もしかしたら違うかも)
正確な所は当時の正式な地図が無いと分かりません.
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右端が橋脚(?),そこから向かって左方向に
昔の道路の跡と思われる段が見られます.
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画像の中程に,旧R19のロックシェードが見えます.
画像の右側に短いトンネル,左側に長いトンネルがありました.
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石垣が積まれている部分の上が,昔の道路ですね.
 もう少しZOOM UPしてみましょうイメージ 11
コンクリート造りの部分と合わせ
戦前までの建築と推定されますが,
幅員はどの程度だったのでしょうか.
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向こうの岩の所はどうなっていたのでしょうか.
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手前側にはこんな奇岩もあります.
イメージ 15
愛車の画像もついでに1枚.
イメージ 17
ネコヤナギ
咲き始めていました.
 
それでは,今晩は時間になりましたので
これにて一旦区切ります.
 
 

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