マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

2013年05月

本日(5月31日)より6月30日まで,
2015年3月,長野―金沢間が
延伸開業する
北陸新幹線の
列車名の公募が行われています.
 
そこで私は,
 
 白山(はくさん)」
 
 提案致します.
 
【理由】
 古くは上野―金沢間の客車急行601/602レを始祖とし,1972年3月ダイヤ改正で489系の電車特急に格上げされ,現(長野)新幹線開業まで親しまれた伝統ある列車名の復活で,運行系統の表示にも明快であること.
 
 金沢開業後も東京―長野間の区間運行の列車は設定されるようなので,長野以南限定の列車には従来どおり「あさま」と名付ければ,乗り違えを防止する上でも効果的と考えられる.
 
 必ずしも応募件数の最上位に決定されるわけではないとされていますが,「白山」復活は往時の名列車を知る者として大いに楽しみとなることでございましょう.
 
 ネット選挙運動ではないですが,北陸新幹線の列車名は
 
「白山」
 
皆様の1票を宜しくお願い申し上げます.
 
応募は下記のURLからお気軽にどうぞ.
 
 
尚,このURLで応募すると
何がしかの景品があるようです.
 
 
(残念ですが,客車急行~電車特急時代の「白山」号の写真[画像]や
乗車経験は,当方には全くございませんので悪しからずご了承下さい)

5月の下旬は
この花の時季でもありますね.
イメージ 1
イメージ 2002
(この一回り小さい画像は2段階で拡大できます)
これについては改めて説明するまでもありませんね.
イメージ 3
例によって,FINEPIX F770EXRの性質上,
実物と異なる青っぽい色調はご了承下さい.
イメージ 4
長野でこの花の名所と言えば,
やはりここでしょう.
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長野電鉄・柳原です.
同駅の現在の時刻表です.
イメージ 6
この駅の須坂寄りの線路際を彩るのが
長野電鉄社員の丹精によるアヤメの花です.
今回初めて,ここを通る電車の撮影を試みました.
不慣れのため駄作ばかりですが,
どうぞご笑覧下さい.イメージ 7
12時30分通過の湯田中行き「スノーモンキー号」です.
イメージ 8
12時43分通過の長野行き「ゆけむり号」です.
 
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長野行き3600系です.
現在の長野電鉄地場輸送のヌシ的存在と言えるでしょう.
 
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8500系です.
 
いずれも本来はもっと早い朝の時間帯に来るべきところ,
都合で昼頃となりました.
使用した交通手段はCANNONDALE・SL2です.
 
他にはこんな花もありました.
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黄色のジャーマンアイリスとの対比も面白いですね.
イメージ 12
一重のシンプルなシャクヤクですね.
 
この柳原名物のアヤメ,残念ながら一時期よりは
範囲が縮小しているように見受けられます.
架線柱の絡み等もあって,思わしい構図を得るのが
難しいですが,電車は変われど変わらない沿線の
花や風景との組み合わせは楽しい写真(画像)になりますね.
 
では,今回はこれで終わります.
 

それでは今回の最終編です.
 
こちらが冠着山(標高1,252m)登山口前です.
イメージ 1
手前には駐車場もあります.
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左のダ-トが登山口.
ここまで余りに道草を食いすぎて,時間が無くなったので
登頂は,今回は見送りました.
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 今季最後のスミレ【マンジュリカ種】もお名残に.
イメージ 4
イメージ 5
千曲市(旧上山田町)へ入って
坂を下り始め,
やっと見つけたこのツツジ.
イメージ 6
今回の聖高原サイクリング
本来の目的はこの花でした.
イメージ 7
 
イメージ 8
サイゴクミツバツツジです.
トウゴクミツバツツジが,開花時季には
葉が出ないのに対し,このミツバツツジは
花と葉が同時に出ます.
イメージ 9
長野県内では,JR篠ノ井線と長野自動車道の
沿線より北西側に分布しているといわれます.
花は「大」の字型で比較的大輪です.
 
当日の時季なら聖高原でも咲いているかと思ったのですが,
今年は海抜1,100m台以上ではまだ早過ぎたようです.
朱色のヤマツツジとは違う紅紫の
すっきりした色調です.
イメージ 10
ここで咲いていたのを画像に収めることが
出来ただけでも,何とか満足のゆく結果です.
 
今こうして改めて見ると,タイミング的には
つぼみが多く,やや早かったようです.
 
 
こちらは上山田から坂城町方面の展望です.
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ここから次第に坂の勾配が急になります.
イメージ 11
愛車の方向は進行方向と逆です.
 
車内放送オルゴール・ハイケンスのセレナーデ)
お疲れ様でした.
間もなく上山田です.
イメージ 13
 
イメージ 14
上山田の裏山に位置する,善光寺大本願別院「観音寺」と
日本歴史館(現在閉鎖)です.
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かつてはこの山腹の「戸倉上山田」の赤いネオンサインと
この建物が,R18の戸倉附近から特に
シンボリックに目を引く存在でした.
 
ここから上山田の街並みをもう少しZOOM UPして
俯瞰してみます.
イメージ 16
この先の激坂が問題.
イメージ 17
イメージ 18
これほどの超急勾配は長野といえども
そうざらにはありません.
 
45年前,1泊2日で上山田へ家族旅行に来た折,
2日目にボンネットバスに乗って,先程の
大本願別院に登った記憶があります.
 
平地へ下りれば,自宅まであと20km余りです.
昨年,旧ブログ[a383493242のブログ]でご紹介した
冠着橋も新しい橋の工事が進んでいます.
イメージ 19
遠からず,
この変則な構造も解消されるでしょう.イメージ 20
 
     当日の全走行距離:84.18km
     
     実走行時間:6時間39分13秒(停車時間を除く)
 
     平均時速:12.6km/h
 
     積算走行距離:7625.5km
 
今回は聖高原の植物観察が主目的のため,
新規の路線開拓は成りませんでしたが,
スミレの類だけでも
書き数えて10種類を確認できたことは
意義のあるサイクリングとなりました.
 
ご意見,ご感想等,お待ち申し上げております.
 
 
 

それでは愛車COLNAGO・Arteと
FINEPIX・F700EXRによる
スミレその他の“植物採集”の続編です.
 
先ず,こちらのスミレは
イメージ 1
イメージ 10
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アカネですね.
 
例によって どUPで(これはもう少し接写する余地はありましたが).
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ちょびヒゲのようなハナ毛に特徴があります.
葉には細かな毛が密生します.
 
続いて,気になるのがこのスミレ.
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2段前にUPしたスミレサイシンと
比べて見ましょう.
イメージ 3
確かに,微妙に差異があります.
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こちらに僅かに咲き残りの花がありました.
また,正面と側面を どUPで.
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アケボノ
間違いありません.
 
かつて田口峠附近で初めて見たときは,それこそ
他のスミレに無い,“バラ色のスミレ”というのが実感でした.
これも当方の自宅から最短距離の自生地という
ことになります.
 
一方こちらは
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ミツバツチグリですね.
 
さて,一本松峠を通過し,聖高原名物?
このコンクリートのカメノコ舗装の急坂
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(これより先にもっと極端な坂がありますが)
を下りまして,
 
車内放送オルゴール・ハイケンスのセレナーデ)
間もなく,古峠です.
千曲市羽尾,八幡・武水別神社方面は
左前方の坂を下ります.
冠着駅・麻績方面は右前方の坂を下り,
冠着山登山口経由上山田方面は
直進で坂を登ります.
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ここから長野方面の展望です.
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空気がやや霞んでいるのが残念ですがw.
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千曲市羽尾と篠ノ井線&長野自動車道の俯瞰です.
 
今回は,ここから冠着山登山口経由で
上山田へ向かいます.
続いてこんなヤブケマンを発見.
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いわゆるムラサキケマンには
違いないのですが,
花が白と紫の2色です.
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イメージ 20
これについては,最近になってコメントの交信を
させて頂くようになった,あるブログ主さんも
UPしておられますが,私もこんな“ムラサキケマン”は
見た記憶がありません.
 
それでは,
あともう1段続きます.
 
そうそう,
今日(5月22日)は
TOUR of JAPAN
南信州ステージの日でしたね.
上々の天候の下,沿道の人々,特に子ども達の声援を浴びて
力走する光景が,長野県内の放送局から
夕刻のTVニュースで放映されました.
自転車レースのTV放映はめったに無いので
嬉しかったですね.

さて,これより聖湖&冠着山方面へ向かいます.
 
先ずはこの湧き水でまた大休止.
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飲用は自己責任で」という旨の
注意書きが掲示されています.
イメージ 2
サイクリング中,こういう水が飲めるか飲めないかは,
まさに命に関わることもありますね.
 
とりあえず顔を洗い,1本のボトルの水を交換.
で,ここで注目の植物は・・・・・・・.
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コチャルメルソウです.
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名称は花序の形状に由来するようです.
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 花の部分をどUPでご覧下さい.
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地味ですがユニークな花です.
 
次はこの巨木.
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聖高原で随一の
ブナの巨木です.
先程の地点から西の
旧大岡村高峰寺(こうぶじ)周辺にも
ブナの若い林はあります.
 
この枝ぶりをご覧下さい.
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このクラスの巨木は奥志賀林道沿いでも見られますが,
このエリアでは珍しいです.私の知る範囲でおそらく南限でしょう.
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海抜が1200m近いこの辺りでは,当日,
まだコブシやオオヤマザクラの花も
咲いていました(その画像撮影は割愛しました)
これではツツジはまだまだです.
 
実際この後,聖湖の南に建つ旧ホテルの
前庭に植えられていたツツジの中でも
ヒカゲツツジ(淡緑がかったクリーム色,葉は常緑)の
花は終わりで,その他はつぼみもこれから,
という状況でした.
 
 
車内放送オルゴール・ハイケンスのセレナーデ)
 
その聖湖畔を後にして,冠着山方面へ向かいます.
こちらにも着目すべきスミレが自生しています.
イメージ 11
 昨年,青木峠サイクリングレポート
 
 
でもご紹介しましたが,
エゾノタチツボです.
この附近では比較的まとまって自生していました.
イメージ 12
では,花の部分をどUPで.
イメージ 13
イメージ 14
タチツボ種と違い,“ハナ毛”があります.
 
それではひとまず区切ります.
 

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