マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

こんばんは.マイロネフです.

今日(2024年 2月20日・)は群馬県内で最高気温が
25℃を超えたと,夕刻のTVニュースで報じられました.

これだけの最高気温で,年間の平均気温が上がるなら
安中辺りでナツミカンが普通に見られるようになっても
不思議はないでしょうね.
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これは2012年 5月 1日,安中市内で撮影.

ところで今晩19時からフジテレビ系(長野県内では
NBS
長野放送)で放送された「逮捕の瞬間!警察24時」
の番組の冒頭で,例の電動キックボードの通行区分
違反と,赤信号を無視して横断歩道を乗ったまま
突っ切る自転車を白バイ警察官がそれぞれ摘発する
場面が放送されました.

電動キックボードは,免許を持って車道を走らな
ければならない「特定原付」に分類されますが,
あのスタイルはやはりどう見ても“原付バイク”
らしくないので,歩行者や自転車と混同される
ルールの思い違いが後を絶たないようですね.

それにも増して危険で問題大アリなのが,車道の
信号が赤を現示して横断歩道の信号が青の時,
横断中の歩行者の間を赤信号無視で平気で強行
突破して行くバカチャリの乗り手.

少なくとも,自転車を降りて小走りで押して歩行者の
間を通り抜けることができたら,その先からまた
乗って急いで行くこともできるであろう所を
乗ったままで行くから摘発の的になってしまいます.

あのような光景は,スクランブル交差点ではどこでも
ありそうなもので,件の自転車の乗り手も非常に不服
そうな表情を見せていましたが,取り締まる警察も
警察で,その1台の違反に関わり合っている間に
続々と違反自転車が押し寄せて来ると,その全員
に公平,公正な対応ができるのか,疑問を持たず
にはいられません.

最大の問題は,今なお大半の日本国民は自転車の
正しい交通ルールとより安全,快適に走るための
  知識や実技に全く関心を持っていない事にあります.

それでいて,自転車がちょっと違反をしては
捕まった映像や記事を見て,手を叩いては喜ぶ.

これでは「自転車」が,子ども等に夢や希望や
目標を与えるのはますます程遠くなります.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

こんにちは.マイロネフです.

今回はまた,どうにも困り者の
自転車乗りネタで行きたいと存じます.

乗用車が青信号で接近しているのに,
横断者用の赤信号を無視して車の直前で
強引に横断し,道交法で言う危険回避のため
正当な使い方と思われるホーンを鳴らしたら
その相手の自転車乗りにミラーを壊された,
というお話.

(この配信記事は一定期間を経過すると閲覧できなくなります)
同様な交通トラブルの例をかなり以前にもUPした
ことがありますが,歩行者や自転車が❝弱者❞だから
とて交通ルールを無視して好き放題な通り方をして
良い道理はありません.

しかも歩行者も自転車も同じルールで構わないと
信じている?タチの悪さ.自転車は状況に応じて
歩行者と車両の両方の立場を柔軟に使い分けられる,
❝路上の両生類❞的な存在で,これが悪く言うなら
❝ズルい❞とも受け止められる訳です.


とかくTVニュースでこういう映像が放映され
ますと,自転車ばかり敵対する一方的
偏向報道
と非難する人が一部におります.しかし

(少なくとも私の見る限り)大半の国民は
正しく安全に走るための自転車の交通ルールや
自転車自体に関する知識・乗り方に依然として
全く
関心を持っていません.

勿論,明らかに好ましくない不当と思われる報道
表現には正々堂々と反論する必要はありますが,
これでは自転車に対する世論の硬化を引き起こしても
対抗のしようがありません.

昨日も仕事で移動中,専用ヘルメットは前籠から
ぶら下げ,あれ程危ないからダメだと言われながら
❝ながらスマフォ❞で自転車を転がしている手合いを
(普通)トラックの運転席から目撃しました.

弱者を事故から守るといっても,互いが良識に従った
安全通行を心がけていなければ無意味なのですよね.

❝サイクリストの敵が同じ自転車族❞では,
何ともやりきれません.


それではまた.

こんばんは.マイロネフです.

学校の部活動は顧問を務める先生にとっても
負担が重すぎ,何とかしなければという思い
から,今般長野県内で新たな先生方の組合が
旗揚げをしました.

専門的な知識や経験が無く,苦手なスポーツ種目の部活動の顧問を
若手だからと強引に押し付けられては,確かに先生にとっても負担
が重過ぎます.勿論それで目に見えた成果が期待できよう筈も
ありません.

学校の先生本来の役目は,分からない問題を分かるように
適切な手引を行い,学力の向上を図ることにあります.

部活動の教育的な意義や効用を認めるのには私も吝かではありません.
しかしそれなら,従来の学校の部活動でなければならない理由も無い.
本来が副次的な存在である筈の部活動の為に,十分な授業の準備が思う
ようにできない,ただ家庭学習のチェックをするだけの授業になって
しまっては本末転倒.学校は部活動だけの為に存在するのではない筈
です.上記配信記事のコメント欄に出てくる先生方の意見も是非.

自己流の家庭学習で,分からない問題が全て解決できるもの
でもありません.塾が都市部にある学校ならそういった所で
多少補いはつくでしょうが,そういった所の無い過疎地では
地域間での学力の格差がますます広がりかねず,その経済的
負担も決して小さくない問題です.

基礎学力の充実は,先ず先生方が心身共にゆとりある生活が
出来ていればこそと言うべきでしょう.

世界で勝てるスポーツ種目をもっと増やしたいと思うなら,
従来のような学校の先生のvoluntaryに政府や国民が❝タダ乗り❞
しているばかりではもはや限界です.日本で❝King of sports❞的
存在の❝アレ❞を除いたら,世界の頂点に立てる競技種目が幾らも
無いというのでは寂し過ぎます.

また,上記配信記事のコメント欄で,例の「交通安全子供自転車
大会」の問題を挙げた小学校の先生の意見も一部に出ています.

これもまた機会を見て改めて取り上げたいと考えておりますが,
この日本的な形式主義の極みともいえる大会の特訓に先生が
エネルギーを傾注するのもバカげているとしか思えません.

ともかく,先生方のゆとりある生活のためにも,部活動の是非に
関わる議論をタブーに
すべきではないと言うのが私の意見です.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

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