マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

こんにちは.マイロネフです.

2019年 4月28日はこれまでで最高の天候の下でCOLNAGO・Arteに
乗っての碓氷峠日帰り往復に成功しましたが,7年前の 5月 1日は
妙義山麓に磯部駅前までの日帰りを強行しました.

とりあえずブログネタの場つなぎに,主要な思い出の画像を
ご覧に入れたいと存じます.
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坂城町の千曲川の河川敷で,キジの姿を目撃できました.
010
海野宿を出る朝の時点では上天気.
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先日のR18とは別路線の,ある昔からの
住宅地で見つけたコモロスミレです.
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風ブレのため花の部分が不鮮明なのは申し訳ない.
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御代田町内の公園で咲いていたオオヤマザクラです.
この辺りから当日の天候は下り坂になりました.
この時は新規の行路を探ろうと,入山峠を越える
碓氷バイパスを選択しました.
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南軽井沢を過ぎた辺りで咲いていたサクラです.
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左手に高崎市起点45kmのキロポストがあります.

この辺りにかつての料金所があったと思われます.
例のバスの転落事故現場はこの先になります.
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ここが碓氷バイパスの最高地点,入山峠です.
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高崎市起点43.6kmの表示が見えます.
よく地形図を見れば分かりますが,旧道の
碓氷峠よりも標高が高くなっています.
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上信越自動車道の橋が迫ります.

この路線は途中から勾配がハードになりますし,旧道と比べ
大型車両が多いので,サイクリングには避けたい所です.
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あと 4kmで横川です.
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フェンス越しに見たこの時の碓氷鉄道文化むらです.
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このオハユニ61 107,この時は画像のように雨樋の一部が壊れて
   いましたが,先日外から見た時は修復されていて一安心です.
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高崎市起点29kmのキロポストのあるガソリンスタンドの前で.
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この時は妙義山の登山口まで轍を延長しました.

(続く)

こんばんは.マイロネフです.

先日の長野―横軽日帰り往復サイクリングの途中,軽井沢町で
到底納得できない自転車の通行区分の扱いが見られましたので
ここに改めて問題を提起したいと存じます.
DSCF8960
これは軽井沢駅前から旧軽井沢方へ延びる通りですが,
歩道の中に自転車のレーンを造ってあるのです.
画面右上の標識にもご注目下さい.

これでルール上,自転車は歩行者が居れば
徐行や一時停止を強いられることになる訳です.

ここの自転車は観光客のレンタサイクルが大半
ですが,当然これでは自転車は機能的に使う
ことができません.


予算と用地を浪費して
「自転車安全利用五則」を骨抜き

にする道路がここでも出来てしまいました.

自転車専用道(レーン)を造る予算も用地も
無いなどという
当局者の言い分が大ウソである
ことは,上の画像からも明白で
あることが
お分かり頂けることと存じます.

車道と全く同一仕様の自転車専用レーンを造る
ことのできない理由が一体どこに存在するのか
全く理解不能ですね.

また,今回画像を撮ることができませんでしたが,
軽井沢駅前から中軽井沢へ向かうR18も酷いものです.

あそこは離山の山麓側にのみ広い歩道を付け,それも
歩行者と自転車を分けもせず,西方向(中軽井沢方)へ
向かう自転車は当然右側通行せざるを得ない
構造になっているのです.

私は復路で今回も当然,本来のルールどおりしなの鉄道
(旧信越本線)側の車道左側を通ったのですが,時節柄
渋滞が激しい上に路肩に自転車の通れる余地が全くありません.

国際的リゾート地を気取るなら地元のレンタサイクル業者に
おもねるのでなく,他地域と広域的に結ぶ国内外のサイクル
ツーリストをスムースに受け入れられる道路整備を考えて
ほしいものですね.

レンタサイクル自体も,むしろ1980年代に見られた
国産B社製のシティサイクルの方が余程見た目も楽しめた
と思います.

それではまた.


皆様こんにちは.
a383493242改めマイロネフでございます.

空前絶後の特大連休もついに今日(5月6日・)で終わりますが,
今回の連休最大の思い出となった長野―横軽日帰り往復の
サイクリングから,今回はアプト式時代の信越本線の史跡の
数々を,横川側から探索しつつ登って行きたいと存じます.
(画像は往路で撮影の分も含めます)
イメージ 1

イメージ 2
これが,1/26号トンネルの横川側の坑口です.


これは2/26号トンネルの軽井沢方の坑口の先に続くアプト式
時代の線路敷.横には碓氷湖畔へ通じるアプローチがあります.
イメージ 3
これが66.7/1,000の勾配ですね.
イメージ 5
アプトの道ハイキングコースの注意書き.
自転車の入線(乗入れ)はできません.
イメージ 4
トンネル上部のレンガ積みと笠石です.
イメージ 6
3/26号トンネルの横川側の坑口です.
奥に4/26号,5/26号と続きます.
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イメージ 8
R18の25/184号カーブの所で接続します.
イメージ 9
これは4/26号トンネルの横川側の坑口です.

イメージ 10
3/26号トンネルと4/26号トンネルの間に救急車などの進入口があります.
66.7/1,000の勾配の程度がここでもよく分かります.
レプリカの勾配標でもあればなお面白くなりそうですが.
イメージ 11
おなじみ,アプト式時代の史跡・遺構の最大のハイライトですね.
イメージ 12
今では立派な観光名所になりました.
本来ならもっと早い時間に撮影できれば良かったのですがw.
イメージ 13
R18の54/184のカーブの所から,
アプト式時代のトンネルの横穴が見えます.
イメージ 14
今回初めて気付きました.内部はハイキング
コースのため柵が設置されているようです.
上の方にサルが1頭いるのが見えます.
イメージ 18
碓氷第6号橋梁です.R18の69/184カーブの地点になります.
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イメージ 20
想像していたより巨大で,両側はレンガ積みのダムのようです.
イメージ 15
高崎市起点36kmのキロポストの地点で.画面の右上に
アプト式時代のトンネルとレンガ積みの橋梁,その
ハイキングコースに通じる階段が見えます.

間もなく熊ノ平ですが,どこかの山の観音様へ登るような
階段はしんどいので,今回探訪は割愛しました.
イメージ 16
これは16/26号トンネルの軽井沢側の坑口です.
横川側は複線化の際の改修で塞がれています.
イメージ 17
17/26号トンネルの横川側の坑口とレンガ積みのカルバートです.
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17/26号トンネルの軽井沢側の坑口です.
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イメージ 23
中尾川橋梁です.アプト式時代のR18は,このアーチの下を2回縫う
ように潜っていて(アーチの上部に目印の黄色の塗装が見えます),
その後新トンネルの掘削で出た土砂を使って現在の形に埋め立て,
拡幅が行われたものと考えられます.

これにて今回の横軽日帰り往復サイクリングのUPは終わります.

このアプト式時代の史跡・遺構を探るには,季節的には4~5月か紅葉の
時期に,横川からハイキングで軽井沢を目指すのが最も良さそうです.

在来線末期にはオバケ屋敷然としていた丸山変電所跡の建物も
現在は綺麗に整美されたらしいですが,サイクリングで見に行く
ことが事実上できないのは残念でもあります.

それではまた.



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