マイロネフは行く

自転車とサイクリングに鉄道や郷土の自然(主に植物),地理,歴史などを織り交ぜ,ジュニア世代にサイクリング人気の復興を念じつつ展開してゆきます.

こんにちは.マイロネフです.

ご高承の通り,2024年のツール・ド・北海道は
開催の断念に追い込まれる結果となりました.

原因の真相究明は明らかにならず,抜本的な安全対策も困難と
言うのが表向きの理由のようですが,元はと言えば37年も
やっていて,広く北海道民,そして国民に広く親しまれ愛される
大会を目指す努力を全くと言って良い程してこなかった大会関係者
の意識に問題があったのではというのが実感です.

世界的には(少なくとも主にヨーロッパでは)野球などより断然
圧倒的な人気を誇る種目でありながら,どういう訳か我が日本では
異常な程に毛嫌いされている.その原因はどこにあるのか.

先ずはその歴史的な背景から追求する必要があるのでは
というように,私は日頃から感じております.

あの大会の本来の目的は何だったのか.自転車レースで身を立てる
ためには若い時期から本場のヨーロッパで修行を積まなければ大成
できない,そういった嘆かわしい現状を打開する事もその1つでは
なかったのでしょうか.

我々サイクリストの立場としては,自転車スポーツの普及や底辺拡大
はまさに無理解,偏見,ないしは差別との闘いと言っても過言でない
というのが日々の実感です.

自転車の事故を扱った日本のマスメディアの報道にはその取扱いや
表現に好ましくないものがしばしば見られ,それが自転車乗り全般
に対する差別的な偏見を助長している一面は確かにあります.

勿論,より安全で正しい乗り方,走り方に全く無関心な国民の自転車に
対する意識も問題ですが,You Tubeで見られる各地のローカル的な
自転車レースの大会でも,全国規模の新聞社や放送局が記事や番組で
好意的に報じてくれることは(少なくとも私の知り得る限り)
先ずありません.

自転車レース自体が危険でないと言えば嘘になります.しかし
主にヨーロッパの「自転車」強豪国ではそういった問題をどの
ようにして克服してきたのか,安全対策,教育はどのように
実施されているのか,学ぶべき点はまだまだ非常に多いのが
実態ではないかと思います.

現状,多くの子ども等に夢や希望や目標を与えることのできない
日本の自転車界は,衰退傾向へ向かうのは残念ながら避けられなく
なることでありましょう.

それにしても毎日毎日,朝から晩まで◆谷,◆谷で明け暮れる日本の
スポーツジャーナリズムには率直に言って苛立たしくさえ感じます.

メジャーリーグが世界の何箇国で放映されるのですか.新聞社や
放送局が勝手にバカ騒ぎすればするほど癪に障ってきます.

あんなもん,デッドボールでも喰らいやがれというのが実感ですね.

野球で交通安全教育はできないのです.

それではまた.

こんにちは.マイロネフです.このところ
当方は多難続きで暫くのご無沙汰でした.

さて,ネットオークションとかフリマアプリ
等では盗品の出品がしばしば見受けられる
ようです.今回は,カッパラわれた自分の
大切な❝特急自転車❞が某フリマアプリに出品
されているのを発見し,ある策を用いて無事
回収することができたというお話.

(この配信記事は一定期間を経過すると閲覧できなくなります)
自転車の盗難自体も大抵は泣き寝入りに終わる例が
多いようですし,こういう場合,出品者が入手した
経緯を突き止めての立証が困難な例が多いようですね.

それでもこのケースでは完成車で取り戻すことができた
のでまだ良かった方ですが,ネットオークションでは
入札締め切り寸前で❝落札❞に失敗する例もありますから
そうなればもはや打つ手が無くなってしまいますから
許せない話です.

ロードバイク等軽量,高機能のスポーツ自転車で
長距離走に出かけた時は,愛車から離れるのは極力
短時間に留め,目の届く所に防犯対策をしっかり
施しておくのは誰が言うまでもありませんが,
そうなると落ち着いて見学,観光も食事も
楽しめなくなってしまいます.
182
これは2011年 5月21日,長野駅徒歩30分圏内の自宅
から臼田経由で麦草峠へ日帰り往復サイクリングを
敢行した際,白駒の池入口での撮影です.

本来ならまったり,苔の森と池の畔を散策したかった
ところですが,当然防犯上の懸念で諦めました.
DSCF5603
これは2018年 5月 5日,大町市から安曇野市
への日帰りサイクリング中,ちひろ公園入口
での撮影.
DSCF1467
こちらは善光寺寺務局脇に設置されているもの.

観光地によっては,近年,❝スタンドレス❞の
スポーツ自転車に対応できるこのような駐輪設備を
設えてくれている所があり,それは誠に有難い
事です.しかしこれが当然,邪な狙いを持った
手合いの的にもなりかねません.

可能であれば,断熱対策をしたコンテナハウスの
ようなボックスの側面に暗証番号式の施錠装置を
付けた自転車1台分ずつの幅の扉を何枚か付けた
¥有料の❝サイクル・クローク❞が有ると望ましい
のではと思います(以前,川越市内でそのような
設備ができたことを当ブログでも喜びましたが).
或いは空き店舗を利用するという方法も考えられる
でしょう.

その料金が1回・または1~2時間につき¥缶入り或いは
ペットボトル入り飲料1本分程度の金額で駐輪中の安心を
買うことができるなら,愛車の¥購入金額を考えても
惜しくはないと思われます.サイクリング観光振興に,
こういった対策にもぜひ取り組んでみては如何かと
考える次第.

それではまた.なお当方諸事情により当面の間,更新が途絶えがちとなります.
ご了承下さい.

こんばんは.マイロネフです.

自転車はそもそも道路の左側を走らなければ
ならないものとされている筈なのですが,
「自転車通行可(歩行者優先)」の歩道上では
自転車は左右両方向に通行可とされている,
この法令上の大矛盾と不備欠陥が引き起こしたと
言っていい事故の実例が今般配信されました.

勿論この事故の最大の責任は,急発進で強引に
右折した軽四輪の安全不確認にあるのですが,
本来なら違反の筈の自転車の右側通行が,歩道
上なら罷り通される事に,私は到底納得できない
気持ちでおります.

これが自転車の交通道徳の乱れを助長している
最大の元凶であるのは,当ブログにおいて再三再四
主張しているとおりであります.

この自転車の女性も,反対側の歩道を左側通行で
走っていれば,多分この事故には遭わなかった
可能性はかなり高いとみて良いと思います.

一般に,対向車の来ない間に急いで右折しようと
する時,右後方から突っ走って来る自転車は非常に
見え辛いものなのです.それで本来な右側通行の
自転車にも過失責任はある筈なのに,歩道を走って
いたから違反ではない.これはおかしくないかと
思うのは私だけでしょうか.

ともかく,(自転車通行可の)歩道であっても
自転車は極力左側通行を遵守するように心がけ
たいものです.

それでは今夜も時間ですのでこの辺で.

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